こんにちは
えいところ
森實です
大事に少しずつ使っているマステ『なつみはなんにでもなれる』
3月の2冊目
『10代からのメンタルケア 「みんなと違う自分」を大切にする方法』
本田秀夫先生の本は
とにかく
読みやすいのです
今回は
10代に向けた
メンタルケアのお話
10代は
子どもから大人になっていく過渡期で
周りにはいろんなタイプの人が
いることを理解しながら
自分らしさにも気づいていく頃
この時期の子どもを対象に
とにかく
みんなと違うことは悪いことではないということを
・「友だち」ってなんだろう
・「努力」ってなんだろう
・「普通」ってなんだろう
・「みんなと違う」自分との向き合い方
というトピックで
わかりやすく言葉にして
くれています
少し前ですが
『初恋の悪魔』というドラマが
ありました
捜査権のない
個性豊かな4人の男女が
真実を追い求める
ミステリー
で
コメディー
で
ラブストーリー
大好きで
何度も繰り返し
見ているのですが
その中でも印象に残る
セリフがあります
林遣都演じる
鹿浜鈴之助は
幼い頃から
周りに溶け込めない
少し変わった人でした
その彼が
大人になって
初めて
友達と呼べる人と出会い
初めて
恋におちます
第5話で
子どもの自分と
大人になった自分が向き合う
回想シーンがあります
そこで大人になった
鈴之助は
幼い自分にこう声をかけるのです
「大丈夫。自分らしくいれば、いつか未来の自分が褒めてくれる。『僕を守ってくれてありがとう』って」
自分らしさを維持することは
実は大変なことなんです
すぐには周囲に理解してもらえないかもしれない
だけど
自分らしくあることを手放さないでほしいと思います
誰かの『普通』に合わせることはもうやめてもいい
本書の帯にある言葉です
10代の悩める
子どもたちにもお勧めですが
大人がまず
この本を読んで
いかに自分が
『普通』に縛られて
生きているかに
気づくことが
目の前にいる子の
自分らしさを守ることに
つながるのかもしれません