こんにちは

こころとからだの発達相談塾えいところ

森實です

 

近所の公園の紅葉が

見頃です

 

さて

中高生は

ちょうど期末試験の時期ですね

 

今日は

えいところに来ている

中学生の

試験対策を

ご紹介したいと思います

 

試験の時は

テスト範囲の発表と同時に

期限までに

提出しないといけない

ワークブックの範囲も

発表されます

 

この量が多くて

期限までに

仕上げることが難しいのが

課題でした

 

計画的に・・・などと

言われても

そこが難しくて

困っているわけなのです

 

それで

提出期限までの

見通しを明らかにするために

こんな工夫をしてみました

 

 

工夫① 提出課題は、まず全体を把握する
数学P23~35という表示では、どれくらいの量なのかわかりにくいショボーン
そのため、23,24,25,26,27・・・・・35と全部が見えるように書き出しました



 

 

工夫② 今日やる分がどれくらいか『見える化』し見通しをもつ
数えてみると、全部で108ページありましたので、それを期限までの日数で割り、1日のノルマを決めました
平日は7ページ、休日は10ページほど進める必要があります
TO DOリストを作り、左の付箋を動かして、今日のノルマが一目でわかるようにしました

 

 

TO DOリスト

巻物カレンダーは

(株)おめめどうの商品です

プチTODOメモ帳 - (株)おめめどう (ocnk.net)

 

 

終わったメモは

バインダーの後ろに

収納します

 

 

これに取り組む前は

膨大な課題の量に

アップアップガーン

していました

 

もともと

積極的に勉強したいわけではないし

ゲームやYouTubeといった

余暇の時間は

毎日きっちりこなしたいタイプ

 

彼の言い分を時間換算すると

1日を36時間にしないと

まかなえません(笑)

 

遊びたいショボーン

 

けど

 

課題が終わらないから遊べないえーん

 

グズグズしていると

「早くやりなさい」と叱られる

 

イライラが募り

ますますやる気が無くなる~ムキーガーンえーん

 

という負のループ

陥っていました

 

これを脱するために

まず思ったのは

 

毎日の余暇の時間を確保する

 

ということでした

 

いつもより短くなるのは仕方ない

 

だけど、頑張って登校している分

自由なリラックスタイムは絶対必要

 

ということで

2学期の

中間・期末と

2回にわたって

この方法で取り組んでみました

 

大きな変化として

 

ノルマが一目でわかるので

ここまでやれば終わりという見通しがもて

さらに

余暇の時間の確保のために

頑張るというモチベーションがもてた

また

保護者も「進んでいる」という

成果が見てわかるので

余計な叱責をしないですみ

お互いがイライラから解放される

 

という様子になりました

 

最初のセットは

まだお手伝いが必要ですが

そこだけ準備したら

あとは自立して

取り組むことができるのも

よいところ

 

 

見通しを明らかにすることは

行動や感情を

大きく変えることなんだなぁと

改めて感じております

 

進捗状況を明らかにする

これは大事なひと手間ですねびっくりマーク