こんにちは
こころとからだの発達相談塾
えいところ
森實です
子どものMIKATA
その3
「見方」「味方」とも変換されます
あなたは子どもの困りをしっかりと受けとめられていますか?
そして
適切な手立てをとって困っている子の味方になれていますか?
私は普段の視覚支援に
(株)おめめどう
の支援グッズを用いています
特別な時だけではなく
日常でどんどん活かせる視覚支援
をしたいから
どんどん書いて
どんどん伝えて
気持ちを教えてもらうのに
活用しています
さて、前回の続きです
「やりたくない」と言われたから
やらせないということで、本当にいいのか?
です
まずこの話の前に前提として
活動内容が
子どもさんにとって
やりたいものである
もしくは
今チャレンジすることに裏付けがあって
なおかつ
そのチャレンジが相手への過度な負担にならない
という目途がついているかが重要です
目途=見立てとでも申しましょうか
先日の会では
実際の予定している内容を
メモに書いてもらいましたが
(株)おめめどうのいつどこメモを使用
自分で書きながら
「あー・・・これは・・・求めすぎだよね」
となってました
そりゃ、玄関で動けなくなるのも
お荷物しなくなるのもわかるわーって
先生、反省
支援者の中にある
この活動をやらせなくちゃ
という気持ちの裏には
「みんなも頑張ってやってるんだから」
という
みんな一緒に活動するよ呪縛←個別対応と言いつつも
そして
やらせることで
自分はいいことやってるという思い込み
があるんじゃないかな?
(私は昔、そうだった)
「太鼓の音が苦手ですね」
「大きな声も大勢で集まるのも苦手です。。。」
先生、知ってるんですよね
その子の困り感を
ここまできて、やっと
本人の困り感の話題になったのでした
じゃあ、そもそも
書かれている活動自体
本人が大変なことが並んでるよね
さあ、こっからどうしていく??
んで、スケジュールの調整が始まるわけです
「やりたくない」
この子どもの(相手の)気持ちを
支援者側の一方的な思いで
無理強いしてはいないでしょうか?
ごまかして何とかやらせようとしてはいないでしょうか?
人は
わかってくれる人
に
伝えたいもの
わかってくれる人
と
一緒にいたいもの
コミュニケーションは双方向ですよ
相手から
「NO」
が出た場合は
立ち止まらなきゃ
ブレーキ必死で踏んでるのに
止まらない車って怖いでしょ?
もう二度と乗りたくないって
思うでしょ?
良好な人間関係は
一つ一つの積み上げからでしか
生まれてこないのです
保育現場でやってみると
意気込んでいた参加者さん
外野に負けないで!!!
やってみないと
始まらない
そして
その場で自分が困ってみないと
解決策まで辿り着けないのですから
彼らが次回、実践報告を持って
参加してくれることに期待しています
あなたも一緒に
MIKATAについて
考えてみませんか?
ご参加お待ちしております
この講座では、視覚支援の具体的な方法について、全4回(7,8,9,10月)に分けて学びます
自閉症・発達障害の支援に関わっている方ならどなたでもご参加ください
第4回 もっともっと伝え合おう・分かり合おう
【10月30日(金)】
暮らしのいろんな場面で必要な視覚支援について学びます
日時:2020年10月30日(金) 19:00~
場所:えいところルーム
高知市東久万97
参加費:1000円
*別途教材費をいただくことがあります(200円程度)
定員:5名(最少催行人数2名)
お申込み:eitocorokochi@gmail.comまでお問い合わせください