たかこ です。昨夜は放射線科の美和と飲みに行きました。もちろん美和の学長賞受賞のお祝いです。

 たかこ の方から声をかけて、銀座の少し贅沢なフレンチのお店の当日予約が取れたので、19:00からワインで乾杯、和やかな雰囲気でありました。「まずはおめでとう!、すごいじゃない!?」と たかこ が切り出すと、「ありがとう!」と美和はとても嬉しそうで、たかこ が研究について質問するとかい摘んで分かり易く教えてくれました。

 詳しい専門的な部分は たかこ の理解の域を出ますが、はっきりしているのは、美和の研究は誰もが思いつくような仮説を立てたものではなく、誰にも思い付かないような発想に立脚しているところがすごいところです。他人からは、それこそ教授までもがあっと驚く優れた着眼点で仮説を立てて、それを立証すべくprospective(前向き研究)にデータを収集しています。さすがは現役でお◯の水◇子大に入って医学部に編入した才女だけあります。ものの考え方が理路整然としていてとてもクリアです。たかこ も来るべき大学院の研究に心が躍動する思いがしました。

 

 話が進んでお酒も進み、美和の方から別れたはずが再会してしまった外科の不倫相手の話をし始めました。けっこう会っているようで、妻と子供がいる彼はやはり離婚はしておらず、しかも今回、発覚したのはお子さんは男女の双子だとのことでした。奥さんが不妊治療した結果、二卵性で生まれたそうです。質問したのは美和の方なのにそれにすらすら答える彼を見て悲しい気持ちになったと言っています。

 美和の学長賞のことは内定を受けた時に彼に伝えており、もうお祝いをしてもらったそうで、彼は自分のことのように喜んで美和のことを大きく賞賛してくれたそうです。美和が言うには、彼は研究が行き詰まっており、多くの期待を受けて都内の大学に移動したものの徐々に立場が怪しくなっているようで、そんな境遇にありながら美和のことを褒めてくれて、喜びを分かち合ってくれる、どうしても心が惹かれてしまうそうです。でも、ご家族やお子さんたちのことを思うと切ない気持ちは拭えないとも言います。

 体の関係は続いており、学長賞のお祝いの夜はこれまででも最も激しく愛し合ったそうです。「彼ったら明るいところでオナニーを見せてくれ!、って頼むのよ」と美和、「え〜っ、そんなこと言うの? で、どうしたの?」と たかこ の質問に、「うん、して見せちゃった」と頬を赤め答える美和でした。

 

*実写 オナニーをして見せる美和

 

 「でも私、彼とは別れるつもりよ」と、我に返ってはっきりした口調で話す美和でした。学長賞を機に自分を取り戻しつつあるんだなと たかこ は感じました。時々壊れそうになる彼女を見るとその方が良いだろうとも思いました。

 

 それからたわいもない会話をして、10時過ぎてしまいお互いに帰ることとしました。店を出て駅が近い、別れ際に美和から「ねえ、たかこ!」としっとりとした声をかけて来ました。「な〜に美和?」と答えたところ、「ううん、いいの、それじゃね!」と去って行きました。何を言いたかったのか?、分からないまま たかこ は帰宅しました。