下流志向 | 日本人事 山本喜一のブログ

下流志向


 ※※※ 今日の一冊 ※※※


 下流志向


 内田樹 著



 「ニートへの一つの見方が書いてある本」です。



 当たり前ですが


 この本に書いてあることが


 正しい、間違っているということではなく


 一つの見方として


 とても興味深く読むことができる本です。



 生まれてはじめての社会的活動が


 労働ではなくて消費である子供には


 消費主体としてのものさしが


 全ての行動の価値基準となっているのではないか。



 そこに


 等価交換、無時間という


 キーワードがでてきます。




 自分の持つものさしでは測れないものは


 世の中に限りなくあり


 彼らは、30センチのものさしで重さを測るようなことをする。



 彼らは大人に「それがなんの役に立つのか?」と問いかけ


 満足のゆく答えが得られなければ、それを捨てる。



 その瞬間に損か得かで判断する。


 価値を判断するものさしを


 その一つしか持たず、


 今、何かをすることによって


 将来に手にするものを考えない。



 世の中の、ニートの、一つの見方として


 よい参考になると思います。




下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち/内田 樹
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