放蕩占い師の雑学説法 -23ページ目

放蕩占い師の雑学説法

私は、大阪を拠点に手相鑑定で生計を立てています。
そんな私の日常の出来事や各地で出会った人たちのこと、そのほか不思議な話や怖い話を関西人特有のテイスト?でアップしてゆきま~す

ミチコが、

浅い眠りについてから1時間もたった頃、不意に強烈な耳鳴りがして金縛りが襲ってきた。



金縛りなんて彼女にしたら日常茶飯事なので、慌てずに金縛りを解くように足の指を動かす事に(足の指を動かすと金縛りは解けます)集中した。
でも、今日は勝手が違った。
何度トライしても、金縛りが解けないのだ。


ミチコはあせった。



今まで経験した事のないほどの強い金縛りだったからだ。



さらに神経を集中していると・・・

『ガシャ!!』とシャワールームの開く音がした・・・


『ズッ・・・ズッ・・・』



『ズリッ・・・ズルッ・・・』と何者かが、ベッドに近寄ってくる音がする!



そしてついには自分の寝ているベッドの横に立った。



ミチコは堅く目を閉じた。(金縛りであっても目はあけることが出来る。)
気配で、自分の真横に立っているのがわかるのだ。
絶対に見たくない!!と、ぎゅっと目を閉じてると。




『ポタッ!』



堅く閉じたその眉間に水滴が落ちてきたのだ!!
ビックリして、ミチコは目をあけてしまった。



そこには誰かの白い右手があった。


その白い手首から、「ぽた、ぽた」とミチコの顔に向かって真っ赤な血が滴り落ちていたのだ。





目を動かして、その主を見た。



暗がりで、顔こそは見えないがザンギリでおかっぱ頭の女性が、ミチコの顔の上に斬った右手首をかざしていたのだ。

「・・・・・・・・・・・・・」



そのまま落ちるように気を失い、ミチコは朝を迎えた。



全身に鳥肌が立ち、嫌な気は抜けないものの、悪い夢を自分は見たんだと言い聞かせた。


そして、ありえないくらいの汗をかいていたので、躊躇はしたがシャワールームを開けたら…昨日流したはずなのに、また大量の髪の毛が排水口に散乱していたのだ。



後日、ミチコさんは「オカルト研究会」会長らしく、独自でその部屋で何があったかを調査したところ。


彼女が泊まった、11年前にその部屋で女性が男性問題で自殺したことが、図書館の新聞で解りました。


その死に方が、シャワールームで自分の髪を、かみそりで切ったあと手首を斬り自殺なさったそうです。しょぼん



ミチコさんはホテル側に、自分が体験した事を話したんですが、いっさい聞き入れてはもらえなくて、「酔っ払ってたんでしょ」「そんな事実はありませんよ」

という、とおり一辺倒な答えしかくれなかったそうです。




ホントのところ、その自殺した女性の命日には、その部屋は開かずの間になるらしく、供養の為お花やお線香があげられているそうです。(関係者の話)




ホテルに聞いても、いっさいそのような事はありません!と、言ってるそうですけどね ガーン

おわり

私が高校生の頃(今から25年前)、某有名国立大の学生さんたちと仲良くさせていただいてました。
いわゆるサークルという奴なんですが、もちろん『オカルト研究会』という奴です。




その会の会長をしていたのが、4回生のミチコさん(仮名)でした。
そのミチコさんの実体験談です。

ミチコさんには、2つ年上の彼氏がいまして、もちろん有名大のOBで、貿易会社のエリートです。






この話の1年前に、その彼氏は在米社員としてニューヨークに移り住みミチコさんとは、遠距離恋愛していたんです。




2人の逢瀬は、月に一度土曜日の昼に彼氏が成田に到着
ミチコさんは、金曜の夜から東京のホテルに入り、彼氏を迎えに成田へ
東京に1泊して、日曜に再度渡米





これを、結婚するまで3年間続けてたんです。






さて、このミチコさん『オカルト研究会』の会長である彼女は人並み外れた霊感の持ち主です。







今回は小説仕立てにして見ました得意げ





12月の金曜日、その日ミチコは、新幹線に乗り成田に向かっていた。
明日ニューヨークから帰るヨシオ(仮名)を、迎えるためだった。

今日の宿は、東京の○○にある有名なホテルにした。
ドラマなどで使用されているそのホテルに一度泊まってみたかったのだ。

午後6時20分 チェックイン

「10XX号室」カギを右手に持ち、豪華なエントランスを抜けてエレベーターへと向かう。
TVで見るのと同じ風景の中に自分がいるのが、とても嬉しかった。



エレベーターを降りると、部屋は廊下の突き当たり右カーブしている角部屋だった。
その廊下にも装飾が、きらびやかに施されており部屋もさぞ豪華なのだろうと、カギをひねった(当時はまだカードキーではなかった)




ドアをあけた瞬間!



「・・・・・・・・」


いつものイヤ~な感じが背筋をはしった。
彼女は人並み以上に霊感があるため、そういった霊障にあてられやすく、いつもは見ないようにしているだけで、その気になればどこにいても霊の存在を感知できる能力を持っていた。



(この部屋…いるわぁ…)
霊力が強い彼女だけに、あまりにきつい霊がいる場合は、そこには近寄らない事にしていたのだが、なぜかそうはならなっかった。



(ま、いいか…ちょっと興味あるし、なんか気になるから…)
と、そのままチェックインすることにした。


部屋に荷物を置き、早々に食事に出かけた。
お腹も減っていたが、なんだか居心地が悪くてあまりその部屋に居たくなかったのだ。



午後9時に、食事から戻るとやっぱり、なんか気持ち悪いと感じたのでフロントに行き、部屋の変更を申し出たのだが、週末という事もあり空室のない状態だったので、ここでごねるのも大人気ないと思い、しかたなくホテルのバーラウンジに飲みに行く事にした。



本音はやはり気持ちは悪いから、酒を入れて酔った状態でベッドに入りたかったのだ。



時計が午前0時近くになり、ほどほどに酔った状態で部屋に戻ると、やはり違和感を感じたのだが、気にしないように努めシャワーを浴びてそのままベッドに横になった。



この時も先ほどのシャワールームでのことが気になった。
最後にシャワーで床に落ちた抜け毛などを流そうとした時、異様に抜け毛の量が多かったのだ。



排水溝に絡みつき水掃けが悪くなるほどの量の抜け毛だった。
毎日お風呂に入っているが、こんなことは今までになかった。







つづく



このところ、怖い話と題して掲載していますが、我ながら怖くねぇなぁ~しょぼんなんて思ってますが、ここで掲載している話は、すべて実話ですから、怖くないのもガマンして読んでみてくださいねべーっだ!


今回は、大阪のビジネスホテルのお話です。

今から20年ほど前、私が会社勤めしていたときの上司が見舞われたお話です。

今ではあまり聞かなくなりましたが、当時、春闘が盛んな時期で、毎年のように国鉄はストをしていました。

ストになると、電車が動かなくなったんですね。

んで、多くの会社員は、前の日から会社近くのビジネスホテルに泊まることが当たり前のようにあったんです。


そんな上司の中に、奈良から通ってる八木さんという方がいました。

八木さんは、ストのことをすっかり忘れていたので、当日にあわてて泊まれるホテルを探しました。

いつも活用しているホテルは、全室クローズで方々に電話をしたところ、ほとんど全滅・・・

それでもあちこち探し回って、会社から5駅離れた繁華街の大きなビジネスホテルに空き部屋を見つけたんです。

(皆さん知ってる有名なホテルです)


八木さんが、そのホテルにチェックインしたのは、午後11時を回った頃でした。

通された部屋は、作りはホテルのシングルの部屋なんですが、近代的な外観とは違って壁には少し染みのような物があり、ベッドの上にあるルームランプも普通の家にあるような丸い傘付きの蛍光灯で紐の垂れているタイプです。


チェックインの際に、この部屋は普段使っていない予備の部屋だと通されたんですが、今の八木さんには、そんなことはどうでもいいことで、とりあえず寝れればいいという感じでチェックインしたんです。


しかも会社から離れているため、朝6時には起きて歩いていかなければならないので、さっさと寝ることにしました。



八木さんは、真っ暗にすると寝れない人なので、いつも豆球のゆるい光を浴びて寝るようにしていました。


ベッドに入ってすぐに睡魔がやってきて、す~~~っと浅い眠りに入りました。

眼をつむっていても豆電球のゆる~い光がまぶたの裏を照らしています。


すると・・・一瞬、その光をさえぎる影が通ったのです。

「あれ!?」

変な違和感を八木さんは、感じました。

しかし気のせいとそのまま眠りに着いた時、また・・・ブワッと影が通りました。

「おかしいな・・・」

そう思った時



『ギッ・・・』

と、変な音が聞こえたんです。


そしてまた、ブワッと影・・・


変だと思って八木さんは、眼を開けました。




そこには・・・



電気の傘に首を吊った男が、八木さんを見下ろすように右に左に揺れながら睨んでいたのです。


その男が揺れるたびに、豆電球の光が見え隠れしました。



「うわぁぁぁぁ~」

八木さんは慌てて、バスルームに逃げ込みました。


なぜか部屋を出て行く考えは、なかったようです。

バスルームでガタガタ震えながら、ときおり部屋を覗くと・・・


ず~っと男は、首を吊ったまま左右に揺れて、しかも眼だけは八木さんを見つめていました。


朝、6時過ぎまで延々それは続き、朝日で部屋が白んできた頃にいつの間にか消えたそうです。




それから八木さんは、部屋を真っ暗にして寝る癖がつたそうです。