それでは続編 モハメドアリ編です


『蝶のように舞 蜂のように射す』というようなコピーライターも真っ青な殺し文句も自ら言っちゃうインテリボクサー

モハメドアリ🐜

 閃光のようなジャブ

ガード要らずの絶対防御を可能にするフットワークと距離感!

ボクサーとしての凄さは↓の記事で(手抜きでは無いてへぺろ

http://bellicoseboxing.blog.fc2.com/blog-entry-45.html#:~:text=%E3%83%A2%E3%83%8F%E3%83%A1%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%87%84%E3%81%84%E3%81%A8,%E7%A7%BB%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%82


 それでは前回のビートルズ編同様にアリの何が凄かったのか少しお話ししよう。


 日本人にとっては『世紀の凡戦』と悪名たかいアントニオ猪木との異種格闘で有名ですね。

 リップサービスも得意でカシアスクレイ(嘘つきクレイ)のニックネームも有名。

 ↑の記事を読んで頂いたらわかるがその類稀なる才能で世界ヘビー級チャンピオンになります。

 今のように各団体に世界チャピオンがいるわけではないので各階級世界にチャンピオンは1人しかいません。

 今とはベルトの重みが違います。

 そんな全盛期に泥沼化したベトナム戦争の為アメリカの徴兵はアリの元にもやって来ます。

 しかしベトナム人に恨みがあるわけないアリは俺のことをニガーと呼ばないベトナム人を殺す理由がないとして徴兵を拒否します。(アメリカ白人は黒人をニガーと呼び差別します)

 対してアメリカ政府はアリからタイトル剥奪、さらにパスポートも取り上げ外国でもボクシングを出来ないように仕打ちします。

 しかし世の中はこのアリの行動により目覚める人が増えてきます。

 ビートルズを始めミュージシャンやアーティストなども声を上げ実質ベトナム戦争はアメリカが負けた体で終わりを迎えます。

 5年の判決だったがベトナム戦争自体が間違いだったという事になり3年7か月でアリは復帰出来る事になります。

 


 がしかしタイトル剥奪当時27歳、そこから約4年というブランクがアリに暗い影を落とします。

 ボクサーとしていちばん脂がのる時期を奪われたその体には全盛期のしまりもなく復帰2戦敗けてしまいます。

 もうアリも終わりか…という世論の中、40勝うち37KOというジョージフォアマンとのタイトルマッチが組まれます。

 しかし若いフォアマンにロープ際まで押し込まれ打たれまくります。

 しかしそれはアリの作戦でした。

 スタミナで勝る若いフォアマンを疲れさせる為に打たせていたのです。

 8回、疲れたフォアマンにアリが仕掛けます。

『キンシャサの奇跡』と呼ばれる伝説の試合でチャンピオンに返り咲きます‼️


 アリにより勇気つけられた黒人達は公民権運動などで差別撤廃にむかって行きます。



 よってこの写真でおどける若者達はその後世界を変えるきっかけを作ったのです。


 人種なんて関係ない、みんな平等なんだ!


 この写真の意味を私はそう理解している。

時代を変えた世紀の一枚‼️だと