さて、ワイン販促のコツシリーズ最終章です。


 第一章では『バッターボックスに何度も立て!』

 これは確率的な部分、やはりオーダーテイクに行く回数が多いスタッフが売れる確率が高いという小学生でもわかる原理(中にはそれも理解しない人もいるが…)


 第二章では『商品のポイントをしっかり説明せよ‼️』

 これは注文単価を確実に上げていくテクニック、この時早口にならないように気をつけてください。

 よくいるマニュアル通りの説明(料理の解説も同様)を超早口でするスタッフ(大抵自覚無し)

もしお客様が早口でせっかちでもこちらのペースに引き込むテクニックが重要!

 例えば高級車ベンツを見に行ってマ○クのドライブスルーのようなスピードで説明されたらベンツを買う気がするだろうか?

 かと言ってとある戦場カメラマンみたいなペースもだめ👎爆笑


 彼女の観察眼は素晴らしい👍(爆笑ものだ!)



それではお待ちかね、本編第三章

名付けて『spyになりきれ!』だ。

スパイになれ?

接客サービスの話しだろ?

何言ってんだこのハゲ!

と思ったそこのハゲ🧑‍🦲🫵

まぁ、もう少し読もうじゃないか🍵

 このシリーズは高額ワイン販売のテクニックについて説明してるのでなるべく脱線しないようにお話しします。


 まぁこれは感性というか癖というか習慣というか…

しかしこのテクニック、習慣があるスタッフとないスタッフでは売り上げ金額が(それによりもたらされる信用)が断然違ってきます!


 売れないスタッフ、感度の低い人はお客様に呼ばれてからがスタート。(だいたいこういうタイプの人は仕事全般的に言われなきゃやらないタイプ)

つまり前段階無しです。

 まぁ、何も考えてないタイプですね。



 しかしスパイな人はお客様が来店した時からもう勝負を始めてます!


 席に案内される時の視線のチェックから入ります✅

 ワインセラーをチラ見した🫣

シャンパンを🍾飲んでるゲストを眺めてた。

 ワイングラスの棚をチェック✅してた。

 などのヒントの収集から入ります。

 そしてどのメニューから出すか?

いち早く乾いた喉をシャンパンで潤したいのか?

 食事内容を決めてからゆっくりスタッフと相談したいのか?

いつも飲むものは決まっているのか?

 もし、このゲストは今日はワインだ🍷と50%くらいの確信があれば

『今日は良く冷えたシャンパンから始めましょうか?』

などと賭けに出るのも一つの策。

『どうしてわかったの?びっくり

と言われたら、そこは多くは語らずに…


トム様ばりのキラースマイルで

『プロですから』←心の声だけで答えようニヤリ

 この段階でもうゲストの君への信頼はロックオンしたも同然だ!


後はゆっくり調理して行こう!🤭



 暑い日なら食中通してキンキンに冷えたボトルシャンパン🍾🥂で攻めるも良し。

 お相手もお酒が好きそうなら泡👉白👉赤とフルコーディネートもよし。

 赤ワインが好きそうなら1.5👉2本を賭けるのも良し👌

人数にもよるし2人共ワイン好きでゆっくりしそうなら充分複数本は目指せる、というかそういう気分にさせるのがプロである‼️


 その場合も少し賭けに出る。

というのはライトボディかミディアムボディの赤ワインをおすすめして最後の締めにフルボディを飲みたくさせる気分に持って行く事が重要。(最初からフルボディに行くと次のセレクトに困る事がある、それではサービスマン失格だ)

 この積み重ねが年間トータルすると売り上げはもちろん自分の経験値、成長曲線バク上がりに繋がる。


 来店時観察の初動動作に失敗してもスパイな君なら大丈夫👌

ワインを飲みたいゲストは必ずそのオーラを出している。

 頻繁にワインリストに目を通したり、お連れさまに次の飲み物どうするか聞いていたり。

 感の良いスタッフならもうこの段階でロックオンをかける。


 感の悪いスタッフは焼酎やビールのお代わりなど同じ物しか頼まない居酒屋的な客に振り回される『貧乏暇無しサービス』に落ちいる。

 感性の高いスタッフならそこは他のスタッフに任せ(そういう状態に持っていくのもテクである)より単価の取れそうなゲストにフォーカスする。


 これは卑怯でもなんでもない。

 仕事に必要な知恵でありお店を繁盛させるコツでもある。

 売れるスタッフはやがて職場でも信頼され俄然仕事がやりやすくなる。

 するとそのスタッフを応援してる顧客にもプラスになる。

 これは競争社会における当たり前の生存競争なのである。



 感性の悪いスタッフはいつまでも人のせいにしたり会社の方針に反発したり忙しすぎると言い訳したり…

 効率の悪い仕事から抜け出せないで歳だけとっていく。


 ソムリエの資格があるからワインが売れるのでは無い、売れるタイミングを見逃さない、暇でも気持ちを緩めない、ゲストをしっかり観察しているから売れるのである‼️


 そこに資格は関係ない。

昔とある有名なソムリエが言った『合格してからがスタートなんだ!!』


 昨今、合格したら終わりなソムリエがずいぶんと多くなった。

 君の資格は役に立っているか?🫵

 サービスマンは感性と読む力を磨こう!

そんな話しでした🙊


番外編あるかも 笑笑🤭