神武天卽位元2684年
令和陸年 甲辰歲
卯月拾參日 土曜日 
2684/04/13





52ミリ角 復刻キャラシール “究極” 配置





そもそも、ロッテ ビックリマンチョコ 天使対悪魔シール(一個30円)は、

昭和60年の第一弾の発売から最終弾迄、シールの大きさとしては一貫して48粍角が採用されてゐました。



そして平成10年、伝説復刻版(第一弾)なるものが一個60円で突如発売され、

その時点での一連のビックリマンチョコシールに於けるシールの大きさ基準に沿って、

52粍角が採用されました。



翌 平成11年に発売の伝説復刻版(第二弾)でも、当然ながら52粍角となり、

此の流れは平成12年発売の超元祖第31弾(全国発売は平成13年)、

平成13年のスペシャル セレクション(セレク1)・超元祖第32弾、

平成14年発売のセレク2・セレク3でも同様でした。
(私の住所地での発売年です)






さて、今回の話題では『復刻キャラ』だけに焦点を当てます。



そうすると、伝説復刻版とセレク1との間には、実は密接な関連性が見て取れます。



其の様に考える根拠は、復刻キャラの図案にあります。



其の図案上の根拠とは、

一、スーパーゼウスの向かって右目下の皺が、ない。

二、スーパーデビル(偽神)の額上鉢巻きの縁取りが、黄色。
  ヘクサゴンの内側が頭巾の、紫色。

三、聖フェニックス(武装)の耳が、白色。

四、ネロ魔身の向かって右足甲の皺が、ない。

五、ネロ魔身(崩壊)の向かって左足指の皺が、ない。






此の五つの図案の特徵は、伝説復刻版とセレク1の両方に表れてをり、

其の事実は両者を密接に繫ぐ事を示唆し、

又どちらとも『52粍角』と言う共通の括りから、

結論として、伝説復刻版は事実上の『セレク零(レイ)』と言っていいと判断します。





一、スーパーゼウスの向かって右目下の皺が、ない。
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▲左側が伝説復刻版『擬似 角プリズム』▲
▲右側がセレク1『擬似 角プリズム』▲





二、スーパーデビル(偽神)の額上鉢巻きの縁取りが、黄色。
  ヘクサゴンの内側が頭巾の、紫色。
210824_031057_COLLAGE-1
▲上が伝説復刻版『銀艶』▲
▲下がセレク1『スライサー』▲





三、聖フェニックス(武装)の耳が、白色。
210827_023614_COLLAGE-1
▲上が伝説復刻版『擬似 角プリズム』▲

▲下がセレク1『擬似 角プリズム』▲





四、ネロ魔身の向かって右足甲の皺が、ない。
210824_025727_COLLAGE-1
▲左側が伝説復刻版『銀艶』▲
▲右側がセレク1『擬似 角プリズム』▲





五、ネロ魔身(崩壊)の向かって左足指の皺が、ない。
210826_023115_COLLAGE-1
▲左側が伝説復刻版『銀艶』▲
▲右側がセレク1『ネット』▲






其れならば、復刻キャラ52粍角シールを収集するに当たって、

其れ等を “一連一団” の物として認識し、

其の認識に従って収集帖内での登場キャラの配置・位置取りに関して熟考する事としました。






登場キャラの配置・位置取りを考える際、

先づ『発売順』で並べた上で『パート順』に並べるのは、

とても一般的な方法でどこか面白味に欠ける感があり、

してや其れ以上に伝説復刻版やセレク1・2・3に登場するキャラに全弾を通しての満遍性はほぼないので、

上述の様に並べてゐると一部のキャラによる偏りが起こります。



詰まり、上述の様な並びの中に主題性(テーマ)が全く見えないのです。


(まぁ、別に見えなくてもいいんですけどね。個人個人が並べたい様に並べてゐればいいだけの話ではあります。)






唯だ私の場合は、『発売順』『パート順』と言う “横軸” 配置ではなく、

『登場弾順』での『復刻キャラごと』と言う “縦軸” 配置での再構成を意図しました。



そして、その意図に沿って全ての登場キャラの配置・位置取りを “究極完成” させるに至りました。






その様にして完成させた私的収集帖を、

黑典 零之卷『天』
黑典 零之卷『地』

と名付けてゐます。


20210909_130244-1


▲左側が黒典 零『地』、右側が黒典 零『天』▲








既述の通り、典内の収録シールは『52粍角の復刻キャラ』だけに焦点を当ててゐますので、

シールの裏面には其の証として、

『伝説復刻版の印章』や『BM Forever の印章 / SS Collection の印章』が付されてゐます。


Screenshot_2021-09-06-16-55-35-2







各印章の枚数は、キラ違いや図案違い、販促見本を全て漏れなく含め、峻別した結果、

『伝説復刻版の印章』が全82種、

『SS Collection の印章』が全31種、

『BM Forever の印章』が全708種(照光版は除外)、

総計821枚となってゐます。



但しセレク3のヘッドとお守りの所謂いわゆる当りシールは、

其の裏面に『BM Forever の印章』が付されてゐないので、除外してゐます。






総計821枚のシール群を二冊の収集帖で、

配置・位置取りを “究極完成” させ、

シールを一枚一枚所定の位置に収納していき、

今現在(令和3年1月)、完品815枚を納めるに至ってゐます。






セレク1を店頭で初めて発見してから丁度二十年になる今年、

其の感慨と記念、記録と備忘も兼ねて、

黑典 零之卷『天』『地』の “配置” 内容を広く公開保存しようと思います。



今現在の所、一連のセレク復刻キャラの “キラ輝き” を把握する為に網羅的な全体像を検索しても、

其の検索結果に満足のいく応答がない中で、

此の度の公開保存の内容が52粍角の復刻シールの全容図録として役立つのであれば、

又、其れ等を配置する際の指標にでもなれば、とても幸いです。














~~~セレク1を店頭で初めて発見してから丁度二十年記念『其之壹』~~~













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