神武天卽位元2681年
令和參年 辛丑歲
極月きわまり づき 參日 金曜日
2681/12/03



永遠と名付けてデイドリーム















どれだけ この流れに

逆らって行けば





大切な君に 

もう一度 逢えるのだろう





大切な君を 

もう一度 抱きしめられるのだろう










君の所に たどり着ける 

ほんのわずかな この奇蹟を





無駄にしたくない 不為にしたくない










このまま 流されると

行き着く先は 


君のいない 来世の世界 










この流れに逆らって 

君のもとへ向かう 僕の背中に


来世から 灯りが 迫って来る






その灯りに包まれると


二度と君に 現世で

逢えなくなってしまう










だから

君の所に たどり着ける 

ほんのわずかな この奇蹟を





無駄にしたくない 不為にしたくない




















もう今では 遠い日の記憶





僕が 急に


君を残して 

去ってしまった日










その日が 来る前まで

君と必ず歩めると 思っていた

大切な未来










その未来は もう

叶わないけれど










僕と一緒に

未来を見つめてくれた

〝ありがとう〞を





どうしても 僕の声で伝えたくて 

今 こうして

君のもとに 向かっている















なぜ 現世を去った僕が 

まだ現世に とどまれているんだろう



なぜそんな 信じられない奇蹟が 

僕に起きているんだろう





これは 現実の中の夢なのか

夢の中の 現実なのか 




















僕を失って 悲しみに沈んでいる君



三つ数えて 心を落ち着かせて

そっと 瞳を閉じてごらん





すると ほらそこに 

僕を感じる事ができるよ





夜空から 見守り続ける 星のように

いつも 君の心の中で 

僕を感じる事ができるよ











君のいる 現世では 

深い悲しみも

遠い過去の記憶になって





君自身に残されている時間も

瞬く間に 過ぎ去っていく 










だから 

そんなに 悲しまないで





夜空から見守る僕と

すぐ隣で また逢えるから






















でも今 僕は



いつも いつの時も

君がいる 同じ現世にいる



来世への流れに 逆らって

君の所に向かっている










だから



どうしても 

君に逢いたい





悲しんでいる君を 

どうしても 

抱きしめたい










純白の奇蹟に包まれて





僕は 絶対に

君に逢えると 信じている

君を抱きしめられると 信じている





だから 今

君のもとに 向かっている


















本当に これは一体 


現実の中の 夢なのか

夢の中の 現実なのか





















もし





君の所に たどり着く前に

気の遠くなるぐらい 

長い長い時間が かかってしまって





そして いつか

この純白の奇蹟が 


ふっと 消えて





君に会う事が

叶わなくなってしまったら






どうかその時は






君だけを想って 君と交わした


あの日々の言葉を





いつまでも 

ずっと いつまでも 


君の心の中に 蘇らせて




今の悲しみを 乗り越えて欲しいんだ
























どれだけ この流れに

逆らって行けば





大切な君に 

もう一度 逢えるのだろうか





大切な君を 

もう一度 抱きしめられるのだろうか










どれだけ この流れに

逆らって行けば





大切な君を 

見つけられるのだろうか





大切な君の声を

もう一度 聴けるのだろうか










どれだけ この流れに

逆らって行けば





大切な君の所に 

もう一度 帰れるのだろうか










そして僕は 

いつになったら

来世で ゆっくり眠れるのだろうか













ただ 僕は


一緒に 未来を見つめてくれた

〝ありがとう〞を






どうしても 君に届けたい










悲しみに暮れる君に

どうしても 聞かせたいんだ
































詩:坂元裕二
曲:小室哲哉

(平3/12/12発表)

詩解:黒典編纂者





…この曲はある種のラブソングです…小室氏談。





シングルCDの表紙の雰囲気も含めて、
そこにいる人物とは、詩中の『僕』を意味してそうだなと。


長年好きな曲でありながら、意味が入ってこない曲でした。



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