From: 橋下徹
Sent: Saturday, October 31
Subject: 伊丹廃止議論
北摂選出の府議会議員,そして井戸兵庫県知事とも伊丹廃止について直接議論しました。
以前には野村大商会頭とも議論しました。
はっきりとしたのは,関西に滑走路は何本必要なのか,この点についてデータ・事実に基づく議論がまったくできていないことです。
伊丹存続派は,これからの関西には,関空,神戸では足りない。
僕は足りる。
この議論は,極めて感覚的なものとなっています。
しかし,ここが定まらないと,あとの議論はすれ違い。
この点をデータで固める必要があります。
存続派は,関西のこれからの伸びをどう考えているのか?
関西3空港だけの問題ではなく,日本の空港戦略を練り直した場合どうなるのか?
存続派はニューヨーク等の複数空港の例を持ち出しますが,日本の場合には,成田,羽田,そして中部との関係も考えなければなりません。
特に中部ですね。
中央リニアも決定していますし。
いずれにせよ,関西という狭い領域で考えないように。
需要がない施設など,民間では絶対に作らないのに,財界の人たちは,自分たちの会社と関係なくなれば,需要があるかどうか厳密に精査することなく伊丹絶対存続を言う人が多いです。
日本全体の空港の在り方も見据えて,関西にはこれから何本の滑走路が必要なのか。
関西のGDPが今より2倍になっているだろうという遠い将来の夢話を前提とするだけでなく,時的段階を追って,滑走路の需要を,データに基づいて固めて下さい。
そこがポイントですね。
僕は,中央リニアが東京,大阪間で開通するまでは,関西のGDPに大きな変化はなく,関空,神戸で十分との政治感覚を持っております。
本当に関西に3空港が必要なのであれば,発着料に関係なく今でもいっぱいになっているはず。
首都圏のように。
関西に滑走路は何本必要なのか。
そして,これは日本全体の空港の数,さらに鉄道・リニアや高速道路等の状況も踏まえて,データーで固めて下さい。
これからの日本の空港行政全般についても,こちらで推測しなければなりませんね。
近畿ブロック知事会でも,この点が固まらなければ,おそらく議論はすれ違いになるでしょう。
いくら関空リニアだなんだかんだ言っても,存続派は,関西に伊丹の滑走路は必要という前提に立っていますので。
近畿ブロック知事会に完璧なものを出す必要はありませんし,間に合わなければ全く問題ありません。
議論の論点提起をしたいと思います。
できれば議論し得るざっとした数字は出したいですが。
しかし,これからのポイントはここだと思って,データ固め等に取り掛かって下さい。
国交省にアジアプランを説明するにしても,この前提を固めなければなりません。
アジアプランにおいても,ハブは2つ必要とのデータはありました。
しかし,伊丹を廃止しても大丈夫というデータは完全に抜けています。
ここが重要です。
お願いします。
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