【稲スポーツセンター廃止】
Q 障がい者の方や利用者の方から廃止反対の声が府庁に寄せられていると思うが、府のトップとしてどういうふうに考えているか。
A 障がい者の利用者の皆さんには大変ご迷惑をおかけするが、大阪府の役割と市町村の役割を明確化するという大きな方針の下に廃止の決定をした。というのも稲スポーツセンターの利用者の85%が豊中市民・箕面市民。豊中市・箕面市には同じような市立の施設が周辺にたくさんある。大阪府の施設としては規模も小規模であるし、豊中市民・箕面市民だけにその施設を大阪府が提供するのは大阪府の役割でないだろうということで廃止にした。ただ、現在、実際、豊中市民・箕面市民の障がいのある方が利用していることは事実なので、それでご迷惑をかけることは間違いないが、周辺に同じ市立の施設がたくさんあるので、豊中市民・箕面市民の皆さんはその市立の施設の利用をしていただく。大阪府は43市町村の皆さんが利用していただくような施設をしっかり提供するのが役割だと思っているので、これは広域行政と基礎自治体の役割分担。利用者から「不便だ」「施設が無くなって迷惑だ」と言われるかもわからないが、税で運営しているので大阪府は府民全体の税を使って、府民皆さん全体に還元するようなサービスを提供しないと、日本全体の借金が増え続けるので、今回の稲スポーツセンターの利用状況を詳細に調べると、豊中市民・箕面市民の方が前利用者の85%を占めているというデータを基に、申し訳ないがこの利用者の皆さんに対するサービスは豊中市・箕面市でやっていただくというふうに判断した。もうひとつは、稲スポーツセンターを民間に売却するとかはしない。今利用している方のご不便、そういうことも十分承知した上でさらにそれを上回る、障がいのある方にはご不便をおかけするが、それを上回る、ちょっと今この段階では言えないが、府の施設に転換する。今のスポーツセンターを更に有効活用して大阪府民全体の利益になるような施設に転換するので、今回はこういう形でスポーツセンターを廃止と決定した。
Q こういう施設の廃止というのは当事者にとっては受け入れがたいということがあったと思う。そういう中で知事が言った豊中・箕面の代替施設についてはなかなか簡単にはすぐに全て受け入れることができるという状態ではないと聞いているが、どう思うか。
A 簡単に受け入れることができないといっても、それをやるのが豊中市・箕面市の責任。住民サービスをしっかり提供するのが豊中市・箕面市の責任。その責任は地元の基礎自治体に負ってもらわなくてはいけない。ですから、豊中市民・箕面市民は大阪府に対して言うのではなくて、先ずは基礎自治体、豊中市・箕面市にしっかり言っていくと。施設を廃止することは大変なこと。政治的に大変なリスクを伴う。施設を利用している方は当然僕に対していい思いはしないでしょうし、来るべき選挙を前にすれば、こういう問題が起きればなあなあにしてしまう、少しでも票を得るために、こういう廃止を先送りにしてしまうことが多分今までの政治家だと思うが、その利用者の方には迷惑をかけて、もしかすると選挙の時は票をいただけないかもわからないが、それでも大阪全体のことを考えて決断するのが政治の役割。利用者の80%が豊中市民・箕面市民であるという事実を見れば、大阪府の施設として維持するというのはちょっと違う。それは非常に選挙で選ばれる僕としてはつらい。施設を廃止するのはおかしいと批判するのも簡単。自分の身分をかけて、大阪全体のことを考えて反対者がいる中で廃止をするというのがどれだけ大変なことかということも考えていただきたいし、広域行政と基礎自治体の役割、また国と地方の役割分担を明確化しないと日本の借金は膨らみっ放し。大阪府は43市町村の府民の皆さんに提供する施設をしっかりつくっていく。そのためのお金を府民の皆さんから徴収して、しっかり運営費に充てていく。市民の皆さんに還元すべきサービスは、先ずは豊中市・箕面市でしっかりサービスを提供していただく。43市町村から障がいのある方がこのスポーツ施設に来られている状況なら簡単に廃止というわけにはいかないが、豊中市・箕面市の市民の方が85%という事実を見れば、先ず第一次的責任は豊中市・箕面市に負っていただかないとダメ。施設を利用することが困難だという状況があれば、それを改善すべきは豊中市・箕面市だと思う。大阪府はこの施設を大阪府全体の利益になるように施設を抜本的に転換するので、売却してお金にするとかということではない。
【稲スポーツセンター廃止】その2
a 稲スポーツセンターは障がい者の方が利用されていて、これを廃止にするというのはつらい。お金があるのだったら、ずっとこのまま継続というか施設をそのまま残しておけばいいが、僕らの仕事は何か利益を上げるのではなく、税金を無尽蔵に使っていいのであれば、ありとあらゆるサービスを削らずにやる。けれども、どこかで整理しなければいけない。誰かがやらないといけない。批判するのは簡単だが、誰がやるのかと言った時には誰もやらない。その施設の利用状況をしっかり見ていただいて、広域行政と基礎自体の役割、利用者が豊中市民・箕面市民85%という事実を見れば、箕面市民・豊中市民の税金で先ずやっていただく。大阪府の税金は豊中市民・箕面市民以外のその他41市町村からの府民の皆さんからいただいている税金ですから、豊中市民・箕面市民だけに提供するサービスであれば、豊中市民・箕面市民の税金でやっていただくというそういう役割分担をしっかりやらないと、誰が費用を負担するのか、借金はどんどん増えていくので、利用している方には本当に申し訳ないし、非常につらいが、しかし、今の利用状況をつぶさに見れば、先ずは箕面市民・豊中市民の税金でやっていただくというのが筋だし、この稲スポーツセンターを今度は大阪府民全体の利益のための、施設を他の施設に有効活用させていただくという大きな政治方針の下で現在利用している皆さんにはご理解をしていただきたいと思う。周辺に施設があること、もしそれで足りないということであれば、箕面市長・豊中市長にしっかりと今の利用者の方の考えを伝える。これも分権・住民自治の考え方だと思う。

