山崎豊子さんは読んだことはないけど「白い巨塔」「大地の子」などのドラマで知っている作家でした。
最近の僕のテーマが
時代もテーマも馴染みのないものを読もう
だったので
ちょっと古めの山崎豊子さんを選んで
白い巨塔だと僕も医療系で多少馴染みがあるので、全くわからない金融関係を扱った「華麗なる一族」を選びました。
慣れない言葉と表現に最初は頭が痛かったですが、
徐々に圧倒的な取材から生まれるリアルな世界観と
ドロドロとした家族関係にすっと引き込まれていきました。
まだ上巻だけですが、山崎豊子が長い時代読まれている理由が分かりました。
読むだけで、とてつもない取材をして書かれたんだろうなって分かるから
こちらもその情熱に答えようと一心不乱に読み込んでしまう。
そういうエネルギーを感じます。
今は中巻を読んでいますが、
慣れたので上巻のスピードの二倍くらいで読めています。
長いけど、どんどん先が知りたいと
中毒的に読んでしまう作品です!