「最高の体調』鈴木祐 を読んで。
僕はこれでも元医療人なので健康本は気にはなるのですが、半ば知識があるせいか、
「それは著者個人の体験であって、誰でも当てはまるものじゃないだろう」
とちょっと斜に構えて見てしまいます。
しかし、この本の著者は膨大な科学論文を読んでいる方なので、エビデンス重視です。
もちろん、論文なので今後は説が変わってしまう可能性もありますが
膨大なサンプル数を使った実験結果が使われているので
個人的な経験とは違って、信頼できるものになっており、
元医療人の僕がおススメする健康本となります!
ちなみにこの本を読みわった次の日から、僕は体調を崩して高熱を出してしまいました(^_^;)
まだ実践していない段階だからセーフ。
本の内容を要約すると
人間は600万年もの間、狩猟採集生活を営んでいた。
だが、農業を始めたあたりから狩猟生活は減っていき、現代においては狩猟採集時代とは
程遠い生活をしている。
遺伝子レベルに刷り込まれた狩猟採集生活と現代生活のギャップにより、文明病が起こっているというのだ。
体がだるいなどの身体的な症状だけではなく、「不安だ」「集中力が欠ける」などの精神的な部分にも関与している。
現代生活を完全に狩猟時代に戻すことはもはや不可能なのだけども、まずはどのようなギャップがあるのか?
そのギャップを現代はどう埋めたら良いか?を細かく書いてあるので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいo(^▽^)o
ちなみに僕は
・自然に触れる機会を増やす
・食物繊維を意識的に増やす
・遠い未来を考えて不安になった時は、今できることを考えるようにする
を今は実践しています。