ネットでいろいろとオススメを検索して、実際に使ってみて気に入ったものを主に紹介しています。忖度なし。アフィリンクなし。業者からの裏金ももらってません。

まず、英数の基礎固めに育伸社の「錬成テキストα+10」を使いました。
このテキストは塾や学校の副教材などで使われるものなので、市販はされていません。
ですが、業界では有名な、大久保駅近くの「第一教科書」というテキスト販売専門店に行けばどなたでも買うことができます。(家庭教師っぽい人が結構買い物に来てます)

国語の知識問題対策として、東京学参の「国語知識問題完全攻略」を使いました。漢字専用テキストみたいな見やすさ、使いやすさはないのですが、とにかく難関レベルの知識問題がたくさん収録されています。

国語長文は受験研究社の「15時間完成国語長文」というのを肩慣らしにやらせてみました。よくまとまっていて良いテキストでした。
これが割とすぐに終わってしまったので、次に東京学参の「国語長文難関徹底攻略30選」を使いました。解説がとても丁寧で、教えやすかったですが、内容はかなり歯ごたえがあり、息子もヒーヒー言っていました。もうちょっと後で取り組んでも良かったかなと思います。

次の段階で使ったのは、


英文法は、育伸社の「シリウス21発展編」です。これも第一教科書で購入しました。問題のレベルが3段階あって、難関私立レベルにも対応しています。問題量も豊富です。ただ、塾や学校で使うのが前提なので、解説はあっさりしてます。(その点は市販の問題集の方が充実しています)


英語長文は東進ブックスの「レベル別問題集2初級編」を使いました。音声ファイルもあるので、リスニング対策も兼ねて、iPodに入れたものを復習がてら聞くようにしました。とても読みやすく使いやすいテキストで、この後、もうひとつ上のレベルのものも購入して解かせました。

数学は、割とできていたので、文英堂の「塾技数学」を解かせました。丁寧な解説で独学にも最適な良い問題集だと思います。(息子にはちょっと難しかった)

最終段階として用意したのは、

英語長文対策としては、東京学参の「英語長文別難関攻略30選」。東京学参の問題集は解説も丁寧でよくできていると感じました。内容はかなり難しく、一番易しいステップ1だけ抜粋して解かせました。

数学は、東京出版の「数学ハンドブック」「ハイスタンダード演習」あたりと購入したのですが、難しすぎてほとんど手つかずでした。私も予習して解説するのがしんどくて、これが塾入りを検討するきっかけになっています。
なので、このレベルの数学を独学できるようなお子さん、あるいは、しっかり教えられる親御さんであれば、本当に塾なしで早慶に行けると思います。

国語は東京学参の「国語融合問題完全攻略30選」を購入しましたが、塾に入って英数優先で勉強するように、結局は使わずに終わりました。

 

【工夫したこと】
問題集は、すべて裁断してスキャンしてPDFにしました。それを小分けにプリントアウトして解かせていました。分厚い問題集よりも薄い問題集の方が取り組みやすくなるだろう、との思いからです。

 

間違った問題をスクショしてワードに貼り付けてオリジナル苦手プリントを作ったりもしました。(その昔は、コピーして、はさみで切り取ってノリで貼って作っていました。デジタル万歳!)

また、数学の問題集はiPad(GoodNotesというアプリ)に取り込み、図形を拡大してAppleペンシルで補助線を引きながら解けるようにしました。これは息子にも好評でした。

間違えた問題は、問題番号の横に「×」を付け、夜の復習で間違えたらさらに「×」を書き足し、完璧にしたら「○」を書くという私が当時やっていた方法を教えました。こうしておくと、入試直前に×の多く付いた問題だけをピックアップして解けるので便利なんです。

国語の長文は、解説時に問題文を一緒に読み、時々横道にそれながら「こういう表現もある」「こんなときによく使う」「この筆者の別の小説でさあ」といった雑談混じりの会話をして、さりげなく語彙や知識を増やそうとしました。

 

 

補足【結局使わなかったけれど良い教材だなと思ったもの】

速読英単語 必修編[改訂第7版増補版]

入試現代文へのアクセス 基本編

高校入試 漢字・語句3000 (ミニ版)

読み解くための現代文単語[評論・小説]【改訂版】

 

早慶の過去問を見ると、国語も英語もかなり難しい語彙が補足説明なしでバンバン使われています。

「語彙力を高めれば良い」だけなんですが、効率良く進めるためにも、記憶するポイントがたくさんあるテキストが良いと思い、大学入試向けのものをいくつか買ってみましたが、どれもとてもよくできていました。

(塾に入ってからもらったものの方が、数がより絞り込まれていたので、そちらをメインに使いましたが、時間があれば、こちらをじっくり時間をかけてやった方が力は付くと思います)