「半年あれば塾に行かずに早慶附属高校に入れる」と思った理由について書きます。

 

【私の高校受験の話】
ありがたいことに、私は中1から塾に通わせてもらえたのですが、親不孝なことに、「通ってはいるけど勉強は嫌い」な状態が長く続き、中3の夏期講習も朝から晩まで勉強したものの、思ったほど成績は伸びず、8月末の時点でMARCH附属の合格可能性が40%程度という状態でした。

転機は夏期講習が終わって間もない時にやってきました。

たまたま塾のアルバイトに来た早慶大生のお姉さんに心を奪われてしまったんです。

 

「オレは早慶に行く!(理由は恥ずかしいから言えないが!)」と宣言して、その日から寝る間も惜しんで勉強を始め、最終的にギリギリでしたがなんとか合格することができました。

この経験から、このように考えるようになりました。

  • 塾に通っているだけでは成績が上がらない
  • 良い問題集があれば、塾はそこまで必要ない
  • きっかけは何であれ、「やる気」になりさえすれば、勝手に勉強する
  • 本気になれるなら、中3の2学期からでも十分間に合う

 

【大学時代の塾講・家庭教師アルバイトの話】

時給が良かったのもありますけど、基本的に偉そうに人に教えるのが好きなんです。

 

学生バイトなので、勉強が不得意な子をみることの方が圧倒的に多く、そこで「できるだけかみ砕いて教える技術」と「どこにつまづいているのか探る技術」が磨かれたような気がします。(息子を教える上で役に立ちました)

また、家庭教師を始めたときに、大人数での塾では決してできない、個人のレベルに合わせた指導ができることに驚きました。面倒見ていた子の多くは「この子は塾だったら、納得できない授業が先に進んでしまい、落ちこぼれてしまったかも・・・」という子でした。ただ、ライバルがいないので、競争心を煽られることがありません。(競争心が吉と出るか凶と出るかは、その子の性格によると思います)

というバイト時代の経験から、

  • 本人をやる気にさせて
  • 良い問題集を買い与えて
  • 時々私が家庭教師として勉強を見れば

塾に高いお金を払わないくても、早慶附属を狙える、と思った訳です。