富山デザインフェア2015 セミナー 高田唯氏「次のデザイン」
10月3日、聞いてきました。
今年の富山県富山市は、ポスタートリエンナーレトヤマの開催、北陸新幹線開通、富山市市立図書館件ガラス美術館『キラリ』(建築:隅研吾)のオープンなど、デザイン的には、充実した2015年の秋になっています。
そんな中、掲題のセミナーに行ってましりました。
高田唯氏代表 ALL RIGHT GRAPHICS ウェブサイト
http://www.allrightgraphics.com/index.html
主に高田氏の経歴とデザインに関わるまでの紹介
これまでの実績の紹介
そして、活版印刷の紹介など、というような内容でした。
印象深かったのは・・・
デザインにも時代のエッセンスをしっかり取り込まなければならないという件。
特に時事的なもの。今だと安保法制に関する問題とか、マイナンバーの導入とか・・・
ご自身の作品を例に挙げておられました・・・沖縄を舞台にした演劇のちらし、泡盛のラベルをイメージした、華やかなデザイン、それを見たグラフィックデザイナーの高田氏の父親が一言「米軍機を入れてみたら」。米軍機一機で沖縄がわかる。
そういう視点は、しっかりと時代を見ることで培われるのではないか。
活版印刷の件。
高田氏代表の ALL RIGHT GRAPHICS 作成の活版印刷紹介動画。
「味のある書体」に由来するアナログ感。
活版印刷のコトを熱く語っておられました。
北陸のADCの審査会に何度か見学に行ってますが、思うのは「新しい表現」をどういう風にデザインに落とし込むか。新しい表現ていうのが本当に難しい。タイポグラフィーが主かなー。
そんな中、活版というのは印刷物の作成では、昔の印刷機、になってしまった印象が強いマシンですが、その圧倒的なアナログ感を全面的に出した、文字表現は、DTPが主流となった今では、逆に新しいのではないか・・・というアプローチです。
高田氏の活版に関わる活動は何となくは知っていましたが、改めてお話をお聞きすると、こんな不便なマシンでも、可能性をグイグイ広げてる。
感動しました。
何か、活版で新しいことできないかなーと考えてる今日この頃です。