- 天使の囀り (角川ホラー文庫)/貴志 祐介
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終末期医療を中心としたホスピス、聖アスクレピオ病院に勤務している。
早苗には、高梨という作家の恋人がいた。
高梨は、数年前にヒット作を著したが、現在はスランプに陥っていた。
そんな状況の高梨は、新聞社が主催するアマゾンの遺跡調査隊のライターとして同行する。
呪われた沢・・・
かつてアマゾンの先住民カミナワ族に住まいを借り、
ウアカリというオマキザルの1種の猿の調査を行っていたアメリカ人の学者夫婦がいた。
奥さんが霊長類学者であり、夫は、妻に同行していたと言う。
妻は、群れのルールに従えなくなり、群れから放逐されたウアカリを助け保護していた。
だが、ある日夫は、妻を殺害し、自らの身体に火を放って焼身自殺した。
アマゾンの調査隊は5名
蜷川教授
森助手
赤松助教授
写真家白井
ライター高梨
アマゾン調査隊は、先の夫婦が住んでいたカミナワ族の集落にホームステイすることとなる。
遺跡調査のため、アマゾン奥地へ向かう調査隊。
だが、ある日ジャングルで迷い、ある沢で一夜を明かすこととなる。
食料もつき、空腹の調査隊・・・。
調査隊が、焚き火を囲み、うとうとしていると、火に吸い寄せられるように一頭の猿が近づいてくる・・・
オカルト的な要素が、強いのかな?と思いましたがそうでもありませんでした。
北島が、恋人の原因不明の自殺を調査していくということが、本書の主なストーリーになる。
医師である北島は、科学的に原因を追究していく。
そこで明らかになる事実は、驚きを超え戦慄すら覚えた。
物語なかばでその事実は、明らかになる。
複線的に絡んでくるもう一つのストーリーが、ある。
こちらのほうは、青春系エロゲーにはまる30代男性の信一がメインになる。
信一は、アルバイトで生計を立てている。
自称ゲーム評論家兼ライターであるそうだが、今までに文章を書いて雑誌に投稿したとかいう経歴は無い。
フリーターでエロゲーが好きで、ちょっと根暗な青年である。
で、アラクノフォビア(蜘蛛恐怖症)でもある。
北島の颯爽とした雰囲気に比べると、こちらはどうしようもなくジメジメしている。
最初、なんでこのストーりーが絡むの?と思っていたが、
後半本編のストーリーに絡んでくるにつれて、恐怖倍増である。
ストーリーはだいたい3段階くらいに分かれるような感じなんですけど・・・。
参りました、怖かったです。
しばらく、麺類は食べたくありません(・_・;)
参考にリンク
ウアカリ
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/PRI-QandA/BKeitouju.html
線虫
http://senchug.ac.affrc.go.jp/