水滸伝十三 白虎の章 | アメンボ*アメンボ

アメンボ*アメンボ

日々の日記・子育て・映画記・読書記

水滸伝 13 (13) 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56) (集英社文庫 き 3-56)/北方 謙三
¥630
Amazon.co.jp


白虎 方角は西、属性は金、地形は道・・・


一気に読み終えました。

今回の主な内容は次の4つ。

・流花塞での水軍戦

・双頭山の壊滅的打撃

・宋江の父の死

・汴口の焼き討ち


他にも、致死軍が開封府に入り、青蓮寺の主要人物の暗殺を狙うなど、次への複線も描かれている。


やはり魅力的なキャラの死に様に胸を熱くしてしまう。

そういうところに面白みを感じるのもどうかと思っていた。


そんな折、解説を読んでいて、著者である北方謙三氏の言葉が眼に留まった。

第十巻濁流の章の発売時のメールの言葉を引用していた・・・

「人の死を、いまは語るまい。いずれどこかで語るよ。死は語るべきものなのか、黙して受け止めるべきものなのか、これは現実の人生でも、しばしば直面する問題だ。水滸伝に関しては、俺は反吐が出るまで語るつもりでいる。生きるだけ生きさせた、俺の責務だと思うのだ。生きている人間に対する責務など、適当なものだが、死者に対する責務は、自分に一片の妥協も許す気はない」