昨日、長野市に用事があり、時間が少し空いたので、川中島へ行ってきました。
大河ドラマ「風林火山」の舞台であり、川中島古戦場は、たくさんの人でにぎわっていました。
さて、古戦場は何度か訪問しているので、軽くスルーして、
信玄の弟、武田信繁の菩提寺、典厩寺へ行ってまいりました。
日本一の大きさを誇る閻魔大王ってのを見たかったのですよー。
古戦場に比べ、マイナーな感じがするお寺です。
駐車場も少ない。
観覧料大人200円とあります。
平日だからでしょうか、受付には、誰もいない。
団体の方は、ブザーを押してくださいって貼り紙が。
受付のカウンターに小皿がおいてあり、無造作にお金が置いてある。
多分、入れなくてもわからない・・・
さて、お寺の門をくぐってすぐ左手の建物にに、高さ約5メートルの朱塗の閻魔様が鎮座している。
すごい迫力!

背後の壁には四天王が、天井には三十三身観音菩薩像の絵が描いてある。
すごい空間!鳥肌が立ちました。
解説書には、
典厩寺由来
当時はもと鶴巣寺と号し永禄四年九月十日川中島合戦の際、信玄の実弟典厩信繁(武田の副将)の陣営地にて奮戦の末、この付近ではなばなしく討死したので遺骸を当寺の境内に埋めて典厩塚と云う。
元和八年(合戦から六十年後)に武田典厩の名をとって寺号を典厩寺と改め川中島戦死者群霊を弔い永遠に史跡として記念する事となった。現今川中島平における直戦地古戦場と平和静寂な観光の地にして古を偲ぶ歴史的研究者のもっともよき名勝地なり。
閻魔堂
境内の閻魔堂は松代藩主真田幸貴の発願により、川中島合戦三百年の記念殿として建立し万延元年に三百年祭の大法要を行い川中島群霊のの冥福を増進せしめたり。
とある。
お寺自体が現在では、川中島の合戦の死者の霊を弔う目的で立てられている。
かといって、大河ドラマのブームに乗った演出はまるで無く、先にも書いたように受付にはだれもいないし、境内はひっそりとしている。ただ、木々は豊富で今の時期は緑が目に眩しい。そんな雰囲気が、死者の霊の集まる場所のような感じがしてならない。古戦場よりも、ある意味、ドキドキする場所である。いろいろな思いを抱いて、合戦で亡くなった約6000人の霊を、今でもしっかりと閻魔大王が見ているというような気がした。