久しぶりに
続き

部屋に
何日かぶりに
戻った
バイトもない

何故か
その日は
部屋の空気が
違う
すがすがしい


なんか
大丈夫そう
夕飯を食べ
テレビを見て


眠気…

何時やったか…
深夜映画は
西部劇


明かりを消して
みる…
なんかいけそう


そのまま
テレビ…

ふと気に…
部屋のすみ…
なにか…が…

眼をこらす…
小さな
点…

黒い点…
じっとみると

まわってる
ぐるぐる…
ぐるぐる

上半身だけ
おこして
見る…

薄暗い部屋
オレンジ色
の中

よくみると
うしろが透けて…

ぐるぐる
まわってる

じっと眼を凝らす
なんだろ

しだいに…
まるが…大きく


えっ…頭?くらいに
金縛り?来たーっ
動かない

瞬き

うすぐろい丸から
すーっと影が
伸びる

瞬き


横に立っている
ばっと眼だけ
動かす


そのうすぐろい
物体は
顔に…

ずずずず…
耳にノイズ…
聞き慣れない


眼は開いてる
暗闇…いや
向こうは
透ける
黒いつぶ…粒子が
まとわりつく


からだをすり抜けていく…


だめだこのへや


金縛りが
ほどなく
とける


明かりは
大切
こだまは
よびよせてまう…


起きてよ…
外に…


つぎの日
私の部屋の
裏の
家の方が
なくなったとか…


知り合いは
死に神とか
好きなことを…

まぁかなり
後で


なんやったんやろ
あいつは…

でもあの日は
不思議と
部屋の空気は
軽かったんだよなぁ


つづく