世界に1つの香りを届ける調香師namiです🧞

 

 

みなさんにも

 

忘れられない

 

” あま〜い香りの記憶 ”

 

ありますか??

 

 

    

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香りの記憶

 

私の1つの記憶にには

 

ウルトラマリンブルーの香りがある。

 

 

 

その香りを嗅ぐと

 

あの日のワンシーンが

 

いつも思い浮かぶ

 

 

当時私は高校3年生

 

硬式野球部のマネージャーをしていた私は

 

年末年始以外はほとんど野球場にいて

 

坊主の集団と過ごしていた

 

 

 

 

その集団の中にいた通称「まっつー」

 

彼はのちに彼氏になった。

 

 

 

 

彼は中学時代は隣の中学校だったが

 

塾が同じで顔見知り程度の関係だった

 

 

そんな彼が入学早々に私に告白をしてきた

 

しかし私は、顔見知り程度の彼のことは当然好きではなく

 

あっさりとお断りすることに。

 

 

その後

 

お互い「告白」のことはなかったかのように

 

部員とマネージャーの関係を築いていき

 

高校生最後の夏を迎えた

 

 

悔いのないように

 

これが最後の夏だ・・・

 

 

私も部員と同じ気持ちで

 

毎晩10時まで一緒にグランドにいて

 

帰宅してからは徹夜でお守りを作ったり

 

千羽鶴を2000羽くらい折った

 

 

そして私たちはベスト36で最後の夏が終了した

 

 

終わった、、、

 

終わってしまった、、、

 

 

 

ん??

 

 

 

あれ??

 

 

 

なんだろう??

 

 

なんか寂しい・・・

 

 

いつもマネージャーのことを

 

気にかけてくれていたり

 

 

私が怪我をした時は

 

自転車で送ってくれたり

 

 

なんだかんだ大変な時に

 

励ましてくれていた

 

 

 

” まっつんに毎日会うことがなくなるの?? "

 

 

雨の日もテスト期間も暑い日も

 

嫌でも顔を合わせていたまっつんと毎日会えなくなる

 

 

家族よりも濃い時間を

 

過ごしていた仲間

 

 

私はずっと仲間としてしか

 

見ていないと思っていた

 

 

だけど違った。

 

 

 

この時、私は自分の気持ちに

 

初めて気づいたのだ

 

 

 

大会の打ち上げの夜

 

大好きなマネージャーの先輩とオールをして

 

この気持ちを打ち明けた。

 

 

そして

 

先輩の後押しのおかげで

 

私はオール後の汗臭い体と一緒にまっつんに告白しに行った

 

 

「好きかも」

 

 

 

まっつんは私の気持ちと汗臭さを受け止めて

 

ハグしてくれた

 

 

その時の香りの記憶が

 

彼から香ってきた

 

 

〜ウルトラマリンブルー〜

 

 

いい香りだった

 

自分の汗臭さが恥ずかしくなるくらいに。

 

 

 

 

それからというものの

 

私たちの思い出は

 

ウルトラマリンブルーとともに

 

育まれて行った。

 

 

甘酸っぱい

 

高校生の香りの記憶

 

〜ウルトラマリンブルー〜

 

でした。

 

 

あなたの香りの記憶はなんですか?