昔からだが、メール、ラインのSNSは駆け引きは面倒臭い。

基本、要件があるから送ったり、貰ったりするだけで、内容は端的にしている。

 

送信する自分の主張、相手の主張を精査し、折り合いが会えばそれでいいし、調整が必要なら声を聴いて対応する。現在では面倒かもしれないが、それが逆にスムーズになったりもしている。

 

だが、逆に必要以外になると、ほぼ送らない。一対一ならいいが、ライングループになると『こんなどうでもいいことするなよ』と思ってしまう。限った人しかしてないだけに、通知音が来て、チェックするとどうでもいい内容でイラっとする。

 

リフレッシュするときでも、相手に聞かれることもあるが、ほぼ断っている。

『営業メールはいらない。いつ来るか分からないし、行けるなら時間を取ってでもいく』

突き放すようだけど、実際事実だから仕方ないし、事情も説明している。それでも、交換した人にはお礼のメールと返信はしている。

 

もう知り合って6年目になる人もいる。

『自分がいなくなったときに連絡できないから、教えてほしい』と言われて、自分の名前とラインと電話番号を紙に書いた。少し驚いたようだが、『信用しているから』とだけ答えた。

 

迷惑にならないよう『返信はいらない』とだけ最後に一文入れて、お礼を言う。

そして、返してくる。それでも段々と遅くなってくる。返さないこともある。

 

別にそれはそれで構わない。自分の距離感と相手の距離感はズレはある。

今年に入り、出勤も少なくなり、ナンバーからも外れた。節目の時もあり、新たに一歩踏み出そうとしているかもしれない。それはいいことでもある。

 

このままタイミング悪く、会うこともないかもしれない。ラインの通知もないままかもしれない。それはそれで、構わない。

 

最近は、登録すればメールが届くようになった。会ったこともないのに。

『これも時代の流れか』

お互いに会って判断して、やりとりを決める。もうそれも古いのだろう。

 

なんか、寂しくもあるな。