毎週月曜の夜、高校からの仲間内で会っているが、来週どうしても仕事で残業になりそうなので、『曜日は任せるが、ずらしてくれないか?』と連絡する。
スマホをかけると、テンションが低い。何かあったのか?と思いながらも事情を話すと『分かった』とだけの返答。
別の友人が『いつにする?ずらした詫びに焼肉でも食べるか?といってるが?』というと『一緒に焼肉なんか食べるか。ペヤング買って食べたほうがいいわ』と突き放す。
自分が調子のいいときは『やろう』と誘い、悪いときは『するか』と断る。
勝負の世界。勝った負けたは常。負けた時は悔しくもあるが、仕方ないこと。
以前は仲間内で水に流す意味で飯をおごるスタンスだったが、
『勝手に飯でも食え。負けたのに一緒に食わなくても一人で食う』と突っぱねる。
普段は取り繕っていても、都合が悪くなると本性が出てくる。かといって、自分に分が悪いから言い合うこともなく話を打ち切る。
一時、負けが続いたことがあったが、それでもそれはそれ。とスタンスを貫いた。
グチ、悪口を言えばそれだけ自分の価値が同じレベルになる。そして、無意識の内にそれが言葉に出る。どんなに取り繕っても、何気ない言葉に出てくる。その積み重ねが信頼にもなってくるが、逆に、身動きがとれないときも出てくるのが痛い。
『バカ』って言ってほしい。と言われたことがあるが、『分かった』と返事できないところが世代間ギャップというか。悩ましいところ。