カンゾウさんよ〜 | 栄作文

栄作文

斎藤栄作の文

先日、塾の宿題をしていた娘が、わからない問題があったようで資料を調べているのが目についた。

 

栄作「待て待て、時間が勿体ないからパパが教えてあげる」

娘 「え?」

栄作「わからない所があるんだろ?」

娘 「うん……でもパパわかる?」

栄作「教科は?」

娘 「社会、日本史だけど」

栄作「得意!どういう問題?」

娘 「あのね、内村鑑三っているじゃん?」

栄作「え?ウチムラカンゾウ?……お笑いの?」

娘 「光良じゃなくて」

栄作「体操の?」

娘 「航平でもなくて……知らないの?内村鑑三」

栄作「し……知らない」

娘 「じゃあもういいや」

 

2023年10月、私はこうして娘に捨てられました。

 

てゆ〜か、誰だよ内村鑑三って?50年生きてきて初めて聞いたぞ!知ってる?そんなに有名な内村さん?「ご存知、内村さん」なのかい?おい、鑑三さんよ〜、聖書の研究者だかなんだか知らないけどよ〜、アタシャあんたを知らない所為で、娘から「もういいや」って捨てられちまったぞ。どうしてくれるんだ?

 

もっと勉強しよう(←手遅れだ、仕事しろ)……はい。