今はそんな暇ないけど | 栄作文

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斎藤栄作の文

実は昨年末、ダメ元で日本劇作家協会が企画する『2024年度日本劇作家協会プログラム』なるモノに応募してみたのだが、残念ながら落選の通知がきた。

 

そもそもどんなプログラムか?

 

簡単に言うと、協会員が関わる団体に高円寺の「座・高円寺」という劇場を格安で貸してくれるという企画である。

 

普段、全く協会の催しに参加していないくせに、こんな時ばかり協会員ヅラして応募して……正直、私自身も「何て面の皮の厚い奴だ」と躊躇ったが、権利があるなら行使してみようと思った次第。脚本もないのに企画書だけ書いて応募してみた。

 

ナメてるよなぁ〜。

 

脚本もない企画を劇作家協会が採用してくれる訳がないではないか!何度も書くが劇作家協会だ。脚本書いてナンボである。

 

……ただね、よくよく考えてみると、これまで上演するからどうかわからない企画の脚本を書いたことがないのだよね。うん、確かに今はそんな暇はないが、いい機会だ。書いてみようかな。上演するからどうかわからない脚本。

 

……今はそんな暇ないけどね。