イコライザー
The Equalizer(2014)
Finalが配信……という報を見て、ずっと見たかったけど見てなかったという映画。
とりあえず主人公(デンゼル・ワシントン)がめちゃくちゃ強いという話だけ聞いていて視聴。
やっぱりマフィアとか人身売買系を束ねてるやつらを相手にすると、しつこいのなんので終わりなき戦いみたいなのを想定してしまうのだけど、この雰囲気で痛快娯楽みたいなのを出すのはすごい。
ああああ危ない危ないよマッコール→あ、余裕でしたね
みたいな繰り返しで、何というかこういうヒーロー物はこれからもずっと存在していてほしい。
もちろんエクスペンダブルズ大好きです自分
ただ、マッコールのキャラクターが落ち着いているのと、どこか陰があるのでアクション/スリラーって言われるのは納得。
マッコール強すぎるのでスリラーとは、みたいなのもあるけれど悪役のテディ(マートン・ソーカス)の狂気っぷりも良かった。
そういえばスラヴィとかもいたな。いい感じに邪悪さを出すも瞬殺されていた。
マッコールのフットワークの軽さが一番のホラーみたいなとこあって、通常は悪役か悪魔みたいな(ファンタジー)のがこれを担うのだろうけど、ここでは主人公。
マーベル系映画ではチラホラ見るけど、モスクワでの侵入が早すぎてラスボスとラストバトルを凝縮しましたみたいなのとても好きでした
同僚のなんだかんだいいやつのラルフィ、最後には勇敢にもマッコールを助けに来ててまさかお前しn……!!!て不安もよぎったけれど、これはイコライザー。なんか最後まで
ああああ、やばいよやばいよマッコール→あ、余裕でしたね
て、いい感じに騙されていた自分。
娼婦のアリーナ、スラヴィがガキ呼ばわりしてたけどラストに出てきたとき本当にあどけない顔で、こんな若い子を……ってまた切なくなった(もうやつらはいないが)
お友達が残念でしたね
アントワーン・フークア監督は「トレーニング・デイ」の監督でもあったんですね。
いやでもまさかデンゼル・ワシントンだし、この人がまさかはははって思ってここでも(だいぶ)騙されていた自分。
ちなみに、主人公が殺されかかってしまうマフィアのアジトみたいなところ、メンバーが本当に怖すぎて映像も怖すぎて(ゾディアックみたいだった)、あとでそこにMajor Crimes(重大犯罪課)のサンチェス捜査官(レイモンド・クルツ)がいたことを知った。
いや、悪役が多い俳優さんだとは聞いてたけど全然気づかなかったよ!
(でも、サンチェス捜査官が犯人への怒りを爆発させる瞬間の表情とか、どっちが悪役かわからん迫力をだしていたりもする)