ミラノ市域の北西部に位置する戦後最大の団地がガララテーゼと呼ばれ、
ロッシのはその端にある。
ロッシというより、じつはカルロ・アイモニーノとの協同で、
アイモニーノは円形劇場を基点として、三方に放財されたような長い三住棟を設計し、
ロッシはその中央の棟に平行に一棟だけ設計している。
しかも前者は七、八階でシリンダーの階段室を並列させ、
ホールや通路を赤と黄、外壁を暗い茶色でマッチョに印象づけているのに対して、
後者は三階建て、何のアクセントもなく、蒼白く平たく伸びているだけ。
まるで刺身のつま。