永楽荘207号室

永楽荘207号室

ネコ脱出 朴 贊革のブログ。

Amebaでブログを始めよう!

先日、50回目の誕生日を迎えました。


もう50年も生きてるのかあと他人事のように思いながら。


織田信長公より年上…。怖っ。天下も見えへんし、自分の足元もよくわかってません(笑)


40歳の誕生日の日、一人で高尾山に登ったので、50歳の誕生日も同じようなことしてみたいと思いまして、一人で高尾山に登ってきました。


海とか山とか自然の中にいると心が洗われますね、知らんけど。


とにかく空気が美味しい。






縁起物の蛸杉、拝んできました。



根っこが蛸足のように張っているから「蛸杉」と名付けられたそうです。




蛸杉以外にも高尾の木々の根っこはすごいのが多いです。


こんだけの根があるから、あんなに立派に聳えてるんですね。見習わな。はんせー。



薬王院の階段。何段あるんやろう?と数えながら登ってみたら108段。


すげー、ちゃんと煩悩の数やん。偶然やろか。ってか、自分のカウント合ってるんやろうかと思い調べてみたらやはり108段でした。さすがです。そして、しんどかったです(笑)


そして山頂に到達すると、高尾山頂から富士山が拝めました。







かっこええ。

もちろん実物は写真より凄かったというか爽快でした。


50歳記念日、高尾登山してよかったです。





山のてっぺんで一人でハッピーバースデービール。旨かった。



が、僕が選んだ下山のコースにトイレが無く、寒さの中のこのビールが僕に50歳最初の試練を与えてくれることになりました。


何はともあれ、自分的にはなかなか良い感じの誕生日でした。




ちなみに40歳の誕生日の高尾登山写真はこちら↓



なぜかスキンヘッド。40歳の誕生日は、日付けが変わる深夜0時またぎで、髪を剃り上げるというノルマを自分に課してました。で、そのまま高尾登山。修行僧です(笑)



そして41歳の誕生日は、バカボンパパに年齢が追いついた記念になんちゃってバカボンパパになったりしてたなあ。


51歳はどんな誕生日にしようかなあ。


それまでまた約1年。一日一日、なるべく大切に、楽しんで生きていこうと思います。


こんなしょうもないおっさんですが、周囲の皆様どうぞよしなに。



昨日は大阪城に行ってきました。




朝から健康診断に行って、昼過ぎから某友人と合流して、

まずは大阪城公園内にあるパンケーキの美味しいカフェに行きました。


おっちゃんも若い女の子の行列に紛れて並ばせてもらいまして。


そして小一時間話して、大阪城の天守閣で天下人の眺めを味わう流れ。


しかし、


天守閣は閉館時間に。


カフェと天守閣の行く順番逆にすりゃよかったなー。


あと一歩、天下には届かずでした。


僕も昨日の相棒も、あと一歩届かずがなんか似合いますわー(笑)。


そうです。そんな相棒はこの人!


みやびちゃん。


ネコ脱出の常連客演であり、影の副座長説まであった御仁。


今は大阪で暮らしてはるんで、帰省期間に会うとこかということで会ってきました。


東京おる間とほとんど変わらんノリで、ほとんど変わらん内容の会話して、最後はちょっと一杯やって、あっと言う間の時間でした。



天下人には程遠いですが、西川きよし師匠バリに小さなことからコツコツと良い一年にしたいもんです。


正月早々、地震、飛行機事故とびっくりするような出来事が続いてますが、天下泰平となりますよう。少しでも悲しい思いの少ない世の中となりますよう。





2023年


帰省中、正月早々父が倒れ救急搬送。


そこから三ヶ月に及ぶ病院とのやり取りの日々。


そんな中ネコ脱出は20周年を迎え、四月に『朱の鴉』『月を殴れ』の二本立てにてシアタートップス進出。


いつもの二倍の稽古。初めて使う劇場との数々のやり取り。疲れました(笑)



色んなことがあったけど、一番思い出すのは愛娘役の後輩おかゆ(前田有華)と毎日ダメ出しを喰らい、何度も話し合い何度も自主練したことかなあ。まさに悪戦苦闘。ここ数年こんなことこんなにもやってなかった。うまくいかないことだらけだったけど振り返ると楽しかった。初心忘るるべからずですね。


本番中の楽屋で母からのLINEで父の退院を知る。正月会話もできず手足も動かなかった父が日常を取り戻す。奇跡のカムバック。


そんな中、我らが岡田阪神がアレに向かって上々の船出。




五月には、四月のネコ脱出公演にて女優業一区切りで大阪に帰るみやびちゃんらとも日帰り小旅行にも行った。無人島・猿島。「無人島」という魅惑の響きに期待したがそこは普通の観光地でした。とは言え綺麗な島。行ってよかった。






個人的には早速、「みやびちゃん、早よ復帰しろやー」と思ってますが、まあそんな簡単じゃないやろし、ひとまずお別れ会みたいなやつでした。


六月にはアメリカからと大阪から、30年来の友達二組も会えた。一人は数年前のコロナ入院を今知ってめっちゃびっくりしてたのがおもろかったです。


下半期は、8月、10月、11月、12月と舞台本番が続いたので、ずーっと稽古してるか舞台に立ってた印象。 


8月ネコ脱出『ゼロの迷子』。年末に控える本公演『最強の迷子』のゼロエピソードスピンオフ作品。小規模番外公演ながら厚みのある本公演さながらの中身になったと思う。※感想は僕個人のものです。


またしても悩める父親役。この回の娘は前作の娘おかゆと同期の長谷実ヅキ。素敵なヒロインでした。※感想は僕個人のものです。


10月、吉岡大輔生誕40周年記念公演『半省』。吉岡大輔の実話に基づく、信じられない「クズ」な親父とその親父に掻き回される息子や家族とヤクザっぽい方々の話。小劇場界のあちこちで活躍してる共演者陣と出会えて、稽古に酒に刺激的で楽しい日々でした。


ネコ脱出主宰とネコ脱出ではなかなかないこんな反社なシーンもありました。僕は元右翼の不動産屋社長の役でした。


11月、ポポポ『第ⅲ者』。ネコ脱出にもちょこちょこ出てくれる、さいけさんの劇団。台詞と台詞、気持ちと気持ちのやり取りを重視する会話劇。第三者がああだこうだ騒ぐ、胸がつっかえる作品。みんな大人で芸達者で、すごく芝居してる実感を持てる良い座組だった。


僕は悪意なく手のひら返しする農協のおっちゃん役。


嫌な人間模様演じてましたけど、みんないいやつで仲良かったなあ(笑)



そして12月、ネコ脱出20周年締めくくりの『最強の迷子』。ワケアリの擬似家族である野田家を中心に、「家族って何だろう」な物語。


僕は伊藤財閥総帥という役でした。仕事、仕事で妻・園子(出口沙紀)に家のことは任せ切り。そんな中息子・誠(山田盛生)とは徐々に溝が深まっていく。


前妻・園子の死後、後妻・メイリン(知江崎ハルカ)との恋も。ちえちゃんとはほぼ毎年末濃ゆい絡み(笑)


新しい家族の第一歩。今年のネコ脱出ではほぼ全部親子関係に悩む父親だったなあ(笑)。そういう年頃ですわ。


そんな家族のお芝居で締めくくり。




そして阪神38年ぶりの日本一。小6以来。めちゃくちゃ嬉しい。いまだに嬉しい。リーグ優勝からCS、日本シリーズと稽古、本番で忙しかったのが悔やまれる(笑)


11月末には40代の終わりにして初めての撮影会「ハンシャノツドイ」。モリマリちゃんのお散歩撮影会に参戦した形です。まあもうないでしょう(笑)


良くも悪くも落ち着かない一年だったなあ。来年は心も時間もお金もゆとりのある一年にしたいなあ。


アウトプットよりインプット重視かな。


より魅力的な人間になって一本、一本で自他共により納得のいく存在になっていたいですね。


そして何よりも自分や家族、友人、皆々様の健康第一やなと近年つくづく思う。


そして阪神タイガース史上初の二連覇を!


皆々様、良いお年を。



6/16


引っ越しの翌日であるこの日、今まで8年間住んだ部屋の最終の片付けへと向かう。


大家さんからの「建て替えたい」との申し出であったため、掃除等はほどほどでよかったのかもしれないが、8年間色々なことがあった愛着ある部屋なので少しでも綺麗にして去りたかった。


冷蔵庫や洗濯機の裏には謎の根強い汚れがあったが、根性論的に力づくで落とした。他、とあるテープの後なども。


普段からこまめに掃除をする性格ではないが、やり出すと止まらないタイプ。


めちゃくちゃ時間がかかった。






この部屋であんなことやこんなことあったなあと感傷に浸りながら。









屋根裏に小部屋の付いてる部屋でした。


秘密基地みたいで入居する時はかなり惹かれたのだが、ほとんど物置としてしか使わなかった。上手に使えなかったことを、この小部屋に謝りたい(笑)


去年八月のコロナ感染で地獄のような療養生活を過ごした部屋でもある。


誰とも接触できない感染者であった僕には、差し入れを持ってきてくれた迫ちんや麻由香にベランダから手を振り多少会話するのが救いの時間だった。迫ちんが言うには僕は「ゾンビみたいな顔色」だったらしいが😅



そんなベランダからの景色。


八年間昇り降りしたアパートの外階段。


やがて退院して帰ってきた時は何分もかけないと昇れなかった。


その半年後、まさかの配管の亀裂による漏水事故。


そして、引っ越すことになろうとは。


出て行くにあたり、「けっこう、ここ気に入ってたんだな」と気付かされた。


男女の別れみたいです(笑)



さようなら、「我が家」


お世話になりましたm(_ _)m





また、ブログが滞っていた。


そんなに忙しいのか?


物理的には、そんなことはない。


ただただ気忙しかった。


前回、ブログ更新したのが六月の初めで、どうやら引っ越し先申し込んで審査待ちだったよう。


無事に審査は通過していた。


割と方角やら日にちやら運勢的なことを気にする方で、六月なら東南方向、七月なら東方向が良く、引っ越し日も6/15か21、7/7か8が良いとのことだった。


が、7月は一昨日まで本番だった赤い猫『BLACK RAIN』の稽古期間中にあたるため、6/15、21に絞られ、どうせなら早く引っ越して、早くその後の展開にシフトしたかったので6/15を引っ越し日に。


審査通過の知らせから一週間後の引っ越しになった。


急ピッチで業者を探す。


過去に何度か引っ越しをしているのだが、今までは自分でやっていたので、業者に依頼するのは初めてのことだった。


前の大家さんが費用を出してくれる引っ越しとは言え、バカ高いところとかは何か嫌だなあと思い、リーズナブルでちゃんとしてそうなところを探す。


が、なかなか難しい。だいたいが宣伝文句ほど安くなかったり、安いがサービスが悪かったり、電話受付の人の感じが悪かったりした😅


やっと決めた業者さんから段ボールが届き、荷造りを急ピッチで進める。


荷造りは何も楽しくなく、めちゃくちゃ大変だった。気が遠くなった。





今までは、自分でレンタカー借りて引っ越してきたので、往復になってもいいし、物によってはむき出しでいいやって感じでやれたのて、引っ越しのトラックに載り切るように、ちゃんとまとまった形でというのが、ただただしんどい(笑)


「誰か友達呼んでいつも通り自分でやればよかった…」と何度も思った。が、大家さんに請求書を用意しなくてはならず、友達への謝礼だとかの請求で揉めたくもなかった。


かなりの寝不足のまま、一部荷造りし切れてないものがあるまま、早朝引っ越し業者が到着。


びっくりするくらいの手際の良さ。荷造りできてなかったものも簡単にまとめてくれた。やっぱりどの世界でもプロはすごい。しかもイケメンで爽やかで良い匂いのするお兄ちゃんだったので、さぞモテるんだろうなあと思った(笑)。


当日の朝9時過ぎには新居への荷運びは完了。あとは荷解き。


荷造りが大変だったくらい物量があったのだが、劇団メンバーの麻由香が応援に来てくれた。


元々行動を共にすることが多く、役者兼舞台監督として生きてる麻由香は、妹のようであり引っ越し専用「舞台監督」のようでありめちゃくちゃ助かった。


僕は物を捨てれない性質なのだが、麻由香が僕の気配を見つつ「朴さん、これはもう捨てましょう」と仕切ってくれた(笑)。


自分の頭の中で描いてた流れでは、午前中で荷運びを終えて、午後から荷解きをし、寝床と台所周りだけ整えて、あとは大まかな配置をして、当分は段ボールに入った荷物達と過ごす予定だったが、一日でほとんどの段ボールが空っぽにというか、普通に寛げるレベルまで完了した。


8時から11時の間に来る予定だった引越し業者が7時に到着し、9時には新居に到着できたことも大きい。


が、杉田麻由香様のおかげ。ありがたや、ありがたや。


去年のコロナ入院の時も随分世話になったし、足を向けて寝れない。←日頃、麻由香に偉そうに振る舞っているので自分に言い聞かせてます😅


一緒に写真でも撮ってりゃよかった。


一緒に写真を撮ったのは随分前のよう。コロナがやってくる前か?



あとは大昔。かき氷食べたい。



一番最近は、こないだの芝居の写真ですが(笑)


とにかく感謝です。


その麻由香が偶然ピンポイントで空いてる日だったこととか、引っ越し業者のお兄ちゃんが相性良いひと当たったりだとか、6/15で何かとよかったような気がする。


そうやってスタート切れたんで、この家で公私ともに向上していけるようにしたい次第。まずは健康第一で。







五月に入る。


ポポポ「とぐろ、或いは揺らぐ」の稽古も佳境を迎える。


限られた稽古日数の中、演出のさいけさんやスタッフ陣の助けを借りつつ出演者五人で稽古して話し合い、話し合いして稽古して紡ぎあげる。


コロナ禍に揺らぐとある劇団の劇団員たちのお話。会話劇。


絶妙なバランスのチームだったと思う。


なんか公演終わる時には本当にこの劇団作って一本芝居打ってみたいなと思っていた。


千秋楽、カーテンコールを終え楽屋に戻りたての僕たち。



動画バージョン(笑)


そして名残り惜しくも千秋楽を終え三日後くらいだったか、人との待ち合わせまでの時間に不動産屋を訪問。その日は時間がなかったため別日に内見に向かう。


築年数こそ古かったが、内装のリフォームが見事に済まされており、場所は希望通り、間取りも希望以上にひろく、設備も至れり尽くせりの物件にいきなり出会ってしまう。もちろん家賃も僕の出せる範囲内。


が、定期借家契約だった。定期借家契約だと、いわゆる「更新」ではなく、その都度「再契約」になってしまうので期限が来ると大家さん事情で出されてしまう可能性がある。


不動産屋さんからも「家賃滞納者や近隣に迷惑をかける方に、揉め事なく出ていっていただく為の大家さんの保険のようなものなので、あまり考えすぎなくていいと思いますよ」ともアドバイスを受けたが、この度「建物の老朽化に伴う配管の亀裂による漏水の為の建て替え」という理由で転居を余儀なくされた僕としては、「数年後、建て替えでまた出て行くことになるんじゃないか」という一抹の不安が。何しろ、築50年。


内見してめちゃくちゃ気に入ってしまっていたが泣く泣く断念。


その後も、あまりまとまった時間が取れない中、何件かの不動産屋さんに立ち寄り数件の内見に。


家賃の範囲内なので、もちろん100点はあるわけがないのが大前提。どこも一長一短があり、良いところは良いし、悪いところは悪い。今まで住んでるところもそうなので、それは当たり前ではあって。


で、単純に、ピンと来ない。これが一番厄介で大事だなと。←不動産屋泣かせ😅


そして、家探しに集中してるわけでもなく、頭の中は映画のことでいっぱい。30ページ強の二人芝居なわけであり、慣れない映像のお芝居。


五月下旬を迎え、一旦映画に集中することにした。


今回撮影する自主映画の監督は、僕がネコ脱出に初めて出演するより前に度々お世話になってた劇団裸伝Qの主宰で作演出だった鍋島松濤さん。


かつて、一番丁寧にダメ出しを頂き続けた演出家さん。もう20年近く前の話ではあるが。


その鍋島さんが、劇団活動を辞めて他のお仕事の傍ら映画の勉強をしておられて、今回メガホンを取るということでありがたくもお声がけを頂いた。


こういう話を撮りたいということ、男女二人の作品であるということ、女優さんにツテがなく良い女優がいれば相手役をやってもらえる女優を紹介してほしいということ、等お話があり、まず役的にイメージがすんなり湧いたことと、何度か共演する中で信頼し切っていることもあり、翠座の知江崎ハルカちゃんにお話を振ってみて、快諾いただき、ご一緒することになった。僕の百倍忙しいのによく引き受けてくれた。ただただ感謝。






信頼の証の共演写真たち。最後の一枚はShowroomコラボ配信(笑)


そして五月末。


いざ撮影。北千住にて。


撮影自体は大変でした😅。やはり慣れてないということと、膨大なセリフ量を消化すること。ただ覚えるだけじゃもちろんダメなわけで。


鍋島さんとちえちゃんと力を合わせて、どうにかこうにかクランクアップ。



監督の鍋島さんも交えて三人で記念撮影。


あとは鍋島さんが編集をされて、どういう作品に仕上がるのか。何らかの形で皆様の目に触れる機会もあるのだろうか。その辺はまだ詳細わかりませんが。


そして北千住に連日通う中、何故か帰りはちえちゃんと二人で銭湯行ってから帰ってました(笑)


北千住は良い銭湯があるという噂だったので。






実際、良い銭湯でした。皆さまもぜひぜひ。


そんなあれやこれやバタバタしながら五月を終え、今も物件探しの日々でございます。


実は自分的には心を決め、ある物件に申し込んだものの、審査結果待ち。賃貸にしては審査厳し目っぽいので、ちょっと無理かもです😅💦💦


七月にはまた稽古、本番があるので、あまり悠長にしはしてられないが、長く住む予定の家なので、審査ダメだったとしても腐らす焦らず探そうと思います。


引っ越し騒動片付いてないままですが、もう六月なので季節的にも春のパク祭り、これにておしまい、おしまい。





三月末、パズル本番に突き進む中、漏水事故に遭ってしまった。


僕の部屋のユニットバスの裏の温水配管に亀裂が生じ、僕がシャワー等風呂場でお湯を使うと階下に漏れるという。


いつからなのかもわからない。徐々に蓄積されてたのか下の階の方の天井はたわんでいたらしい。


そして、その方は怒って退去されたらしい。


僕の方は、「とりあえず風呂場でお湯は出さないでください」と。


コロナ以来、考えすぎではあったが大好きな銭湯にも行かないようにしてたので本当に困った。水のシャワーを浴びて体を洗うか、炊事場のお湯は出るのでバケツに湯をためて風呂場で使うか、大人しく銭湯に行くか。


僕の選択はバケツでした。


バケツを二個買い、一個使ってる間にもう一個に湯を溜め、その繰り返しを4、5回。


だんだん要領がよくなっていき楽しくなってきた矢先、補修工事が入り、シャワーのお湯が出るようになった。


なんとか本番に間に合った(笑)


そして迎えた、Macプロデュース ネコ脱出「パズル〜新章〜」


演劇✖️音楽のステージをプロデュースするMacさんが、我々ネコ脱出にお声がけしてくださった。


劇団とミュージシャンとのコラボ的なステージ展開が本来なのだが、ネコ脱出には弾き語りを武器とする二人の新人女優がいるということでネコ脱出単体での依頼。



長谷実ヅキと前田有華



長谷実ヅキ



前田有華


入団からまだ一年も経っていないが二人とも真っ直ぐ取り組んでいて、好感の持てる新人。


この二人のダブル主演な「パズル〜新章〜」でした。


実ヅキの役はミュージックバー「パズル」の店長。先代である父親を病気で亡くし、高校生の頃から店を引き継いだ。ちなみに僕は、その父親の親友で、常連にして後見人の香山さんという役でした。


前田、通称おかゆちゃんはそのパズルの従業員。訳ありな家庭で育ったが、若い店長を盛り立てながら、夢や恋愛に突き進んでいく女性。


この「パズル」シリーズはネコ脱出のレパートリーの一つだったりする。


初演の時の店長は今お休み中の劇団員、吉川英夫が演じた。

初演の稽古中の写真(笑)


僕は今回の物語の中で、先代店長は完全に彼をイメージした。実際初代店長やし。ネコ脱出で唯一のほぼ同期で、芝居の話から中学生レベルの下ネタの話まで色々していたり、他の人は知らない僕の秘密をいくつか知っている間柄なので、設定上打って付けだった(笑)



楽器の練習大変やったなあ。


小学校の笛のテストも合格したことない僕には無理です。みなさま、お耳汚し失礼いたしましたm(_ _)m


↑この写真も実ヅキと一緒に写ってますが、この「パズル」の物語を僕視点で振り返ると長谷実ヅキだらけになってしまう。


何しろ、ずーっと見守ってる役なんで😅


今どきっぽい所もあるし、元気でノリよくて若いんだけども、意外と気遣いもしていて、意外と不器用なとこは不器用で。


自分から見る実ヅキと、香山さんから見る吉木店長は、同じようか目線な気がしたのでやりやすかったかな。


でも、ほんまやったら僕がでーんと構えて「やりたいようにやりいや」って全部受けて立つタイプか、「ここ、こうやろうよ」「こうした方がいいよ」とちゃんと引っ張るタイプかどっちかの方が若手役者は絡みやすいだろうなあと思うのでそこは今後の課題。


僕は一緒に「どうしよっか?😅」タイプなので、先輩にそう言われても後輩は困るんやないかと。




とにもかくにも、劇団最年長と最年少で一緒に頑張りました。




他にもfoolのもーりーが素敵に凄まじかったり、


失恋する麻由香がやけに可愛かったり、



迫ちんパンダが悪ノリして楽器壊したり色々ありました(笑)


そして、4/8〜10の日程でこの芝居をやっている間に恐ろしいことに5月のポポポ「とぐろ、或いは揺らぐ」の稽古は始まっていたわけで。




「パズル」の本番前のオフの日に一日だけポポポさんにも参加してきました。一緒に出る出口ちゃんと共に。


で「パズル」が終わると一気に「とぐろ、或いは揺らぐ」に全力で向かう。映画の台本も読んどかなきゃと思いつつ全く読む余裕がなかった💦


そんな中、大家さんから連絡が入る。


「漏水事故でご迷惑おかけしました。一度現場の確認とご挨拶に伺いたいのですが」と。


4/24の稽古前の午前中に来ていただくこととなった。


そこで思いもよらなかった話が出てきた。


応急処置だけじゃまたそのうち同じようなことが発生してしまうので、一二階をまとめて建て替えたいと。


そして引っ越し代は用意するので、次の更新の八月までに退去していただきたいと。


五月頭にポポポ「とぐろ、或いは揺らぐ」の本番、五月末には自主映画の撮影、七月には赤い猫「BLACK RAIN」も控えている。


そんな中、僕は引っ越し先を探さなければならなくなった。


が、とにかく今は芝居に集中。ポポポの本番が終わってから探し始めることにした。

映画の台本は30ページちょっとあって、相手役と二人だけで繰り広げる物語だったので、こちらも大変だったが、その台本読んだり準備をしてる合間に探し始めて、六月に引っ越す。

それが最善だと思われた。

そんなことを頭の片隅に置きながら、ポポポ「とぐろ、或いは揺らぐ」の稽古も佳境に入ってきていた。




「とぐろ、或いは揺らぐ」のことを書いてから早くも一ヶ月近くが経過しました。


ずーっと書こうとして書いてなかった、三月頭に出たガラ劇「ALPSの少女ハイヂ」のこと、四月頭のネコ脱出「パズル」のこと、そして五月頭のポポポ「とぐろ、或いは揺らぐ」をまたいで、五月末の自主映画撮影のこと書き記そうと思います。ふざけてよく「春のパク祭り」と口走ってたくらい珍しく売れっ子な春でした。


その間にアパートの漏水事故があり、アパート建て替えにより退去をせねばならなくなり今も転居先を探してる最中という…。


そこはもちろん意図せずでしたが、全部ひっくるめて「お祭り」なので人生楽しんでいく所存です。押忍。


さて、遡ること、3/9。


ガラ劇「ファンタズマゴリ」の本番を迎えました。


「ファンタスマゴリ」は、全く別の作品であるA、B、C、三作品を回替りでお送りする公演でした。


僕はBチーム「ALPSの少女ハイヂ」に出演。



これじゃなく、



こっちのお話。


大正期のとある翻訳家が翻訳作業中に未来のALPS処理水の問題に直面してし、苦悩の中未来へ向かっていくような物語。


ガラ劇ですからね。


社会派ファンタジー。



僕はその翻訳家の役でした。役名は「先生」。





そして翻訳家の相棒であり、共に苦悩をする「弟子」役の生粋万鈴ちゃん。


何度か彼女の出演する作品を客席から観ていて「良い女優さんだなあ…」と思っていたので、共演が決まった時は、喜びと緊張で感情がぐちゃぐちゃでした(笑)。

僕とは違いちゃんとしたお芝居をされる方という印象があったので結構恐れていたものの、一緒に稽古をしてみると、真面目で、天然?で、壊れるとこ壊れてる、とても親しみやすい女優さんだったので途中からは完全に「何をやってもいい相手」という認識に変わってました(笑)。把握してる以上にご迷惑をかけてたらごめんなさい。

またどこかで全然違った役回りで共演したいなあ。




タイトルロールの「ハイヂ」役のみーりん、こと黒須みらいちゃん。


初共演。喋ってる中で過去に実は彼女の出演作を観ていることが判明し思い出したものの、事実上今回初めて知った女優さん。


稽古場にたくさんのアイデアを持ち込んでくれるアグレッシブで刺激的な女優さんでした。


がっつり絡むのはワンシーンだけだったけど楽しかったなあ。


実は自分含め6人しか出演者がいないというのに、まともに絡んだのはこのお二人だけという珍しい座組でした。


ほぼほぼ生粋万鈴ちゃんと二人きり。


好きだった女優さんとなんで役者冥利に尽きるのだが、他のみんなとももっと絡みたかったんだぜい、ガラさんよぉ(笑)


クララの和世レオちゃんもめちゃ面白い女優且つ「ええ奴」やし、


ペーターの吉川慧ちゃんは噛めば噛むほど持ち味発揮する女優さんやったし、


ゼーゼマン役の元ネコ脱出かっしー、こと加島晴とは在籍時からずーっと飲み屋以外で絡んだことないし、せっかく退団後初共演だったのにやっぱり絡まないし、


ガラさーーーーんっ!

諸々よろしくです(笑)





そんな三月の「ALPSの少女ハイヂ」でしたっ。


そして、このガラ劇「ファンタスマゴリ」では他のチームでコロナ感染により公演全日程を終えずに途中打ち切りという事態になってしまった。


自分のチームではなかったが、だからと言ってドライな気持ちにはまったくなれず悔しかったです。


現状ではどうしようもないことなんだろうけども。


そして、千秋楽翌日、PCR検査を受けた。


「ファンタスマゴリ」とは関係なく、四月頭のネコ脱出「パズル」に向けて。


そのままパズルの稽古が始まり、


平行して、五月末撮影の自主映画の顔合わせがあり、


忙しさの増す中、


ある早朝、部屋のインターフォンが鳴る。


ちょうど嫌な夢を見たりしていたので、「疲れてるんだ。気のせいだ。」と思いスルー。


それからしばらくして朝6時半だか7時だかにもう一度インターフォンが鳴る。


早朝からインターフォンが鳴るようなことはほぼほぼないのでめちゃくちゃ気持ち悪かったが、鍵をかけたまま、おそるおそる中から声をかける。


「…はい、何でしょうか?」


「下の階の者です。夕べから、そちらのお宅からうちの部屋に水が漏れていて困ってます。おそらく配管とかだと思うので、そちらのせいでは無いんですが、大家さんにも連絡したので、とりあえず今日は水を一切使わないでいただきたいです。トイレとかはお貸ししますので」


春のパク祭り、開幕の三月はこんな感じでした。


そして我らがタイガースの開幕9連敗もこの頃始まっていた次第。押忍。


「パズル」の稽古のピッチをあげる中、僕は家風呂の権利を取り上げられてしまったのであった。



「とぐろ、或いは揺らぐ」




台本もらった時は面食らった。


わ!まんまコロナ禍始まってから自分達がしてきた話やん!


で、その台本に乗っかって、みんなで、ああでもないこうでもないと思考錯誤しながら、


「あ、これ、芝居として楽しい」


に辿りつく。


「コロナ」のワードに捉われすぎず、「劇団の話」ということに照れすぎずやると、この純粋な人間達のやり取りは愛らしさとしんどさがあってお芝居として楽しかった。


綺麗事みたいなこと言いますが、さいけさん始めスタッフさん方、そして共演者のみなさんのおかげ。


本当にそう。


一人一人名前を挙げていくとキリがないので共演者のことだけ。





めっちゃ一緒に稽古した大島美波ちゃん。

新人劇団員の恵役。


若いけど、演者としてちゃんと自分を持っているしっかりした女優さんでした。でも端々にお茶目なとこみせたり、あらぬ隙を見せてしまう可愛さも兼ね備えていて。




↑このファーストシーンで、僕が台詞を飛ばしてしまったと思い込んでヤバい目つきになったのを見て、びっくりしながらも冷静に対応してくれたことは本当に感謝と反省。本当に迷惑かけちゃいました。


またどこかでご一緒したいなあ。その時に若い美波ちゃんは更にすごい女優になってるだろうから、僕が劣化していないようにしなきゃです。押忍。





よく芝居談義をした勝海裕くん。


意外と(笑)真面目で熱いナイスガイでした。


売れっ子劇団員の俊役。


真面目で熱いとは言ったものの役者さんとしては視野が広いというか飄々としたところもあったなあ。そしてよく考えてる。




劇中では、僕演じる劇団副主宰の山ちゃんと意見衝突し、いつもやり合っていた。僕と裕くんがやり合うことは無かったです。おそらく今後も。裕くんと普段芝居の話をしては、「あ、この会話山ちゃんと俊もしてそう。」「山ちゃんと俊も元は基本仲良かったんだろうな」みたいに話してました。


勝海裕主宰の「JUNK!」早く観てみたい。




この二人のシーン好きだったなあ。二人とも人物として可愛かった。じっくり観たかったが、この直後が自分はやさぐれてるシーンなので気持ちを持ってかれないようにしてたのが残念(笑)





役の設定や出番的にもそうだし、楽屋で隣の席だったこともあり一番長く一緒にいた気がする北川トモミちゃん。

楽屋楽しかったなあ(笑)


保育士という仕事と両立しつつ、みんなのバランサー的ポジションでもあった劇団員ヨモギ役。


僕らのチームの唯一のポポポ劇団員。


普段からキッチリしてるとことアカンとこ(笑)を持ち合わせているチャーミングな女優さん。それでいて気配りのできるひと。その全部がお芝居にも良い具合に出てるんだなあと。


以前から客席から見てて好きな女優さんだった理由が共演してみてよーくわかりました(笑)


僕もこんな役者になりたかったです。


根がシャイなのかカメラ向けると変顔しはります。


こっちは劇中のナイスな表情(笑)



このシーン、静止画像で見てるとトモちゃんが可哀想すぎて謝りそうになります。あえてどんなシーンかは説明しません(笑)。やましくはないです。





そして一緒にネコ脱出から参加した出口ちゃん。出口沙紀。


コロナで倒れてしまった劇団主宰の妻、香奈美さん役。


最近劇団内でもジワジワと頭角を現しつつある出口ちゃん。もひとつ良い女優さんになった気がする。難しい役どころを力を入れすぎず丁寧に自分らしくやるところが素敵だったな。見習うか、出る杭は打つか絶賛悩み中です(笑)



自分の旦那さんである劇団主宰がコロナで倒れ意識不明という不安。


これがこの作品の要だと思っていて、でも台詞もなくそれを表現するシーンで。


うちの後輩よく頑張りました。他の人がなんと言おうと側で見てた先輩は誇らしく思ってるぞ。






そして後半のこのシーン。


ヨモギがものすごく素敵で、大好きなシーンでした。出口ちゃんが最後に持ってくる衝撃、その感情も最高でした。


そして何も書いてないですが、僕が演じさせてもらった山ちゃんは、とても人間らしい、愛すべきバカだったなと思います。


山ちゃんのよくない部分と自分がそっくりな気がするので、そこだけ少しこわい😅。同じ副主宰やし(笑)


そんなわけで、締めくくります。



あ!


B班山ちゃんの若林くんとの記念写真を載せなきゃ(笑)


彼とも合間、合間にお話ができた。


そして芝居も観させてもらって。


また僕とは違った感じの山ちゃんでしたが、こちらも愛すべきバカでした(笑)


若林くんと僕の裏設定に共通項が多くて笑った。


「カフェオレが好き」「恋愛に関しては中学生レベル」「五本指ソックス」等々。


ではでは、関係者各位、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!










今年はブログをそこそこ書くと決めたのに、二ヶ月ちょっと放置となってしまいました。


三月のガラ劇「ALPSの少女ハイヂ」、四月のネコ脱出「パズル」、そして五月、昨日までのポポポ「とぐろ、或いは揺らぐ」と出演立て続け(ありがたい)なのもあって脳内とスケジュールがバグってました。


順番に書くべきなんだけども、やはり昨日までの「とぐろ、或いは揺らぐ」について書こうかと。


劇団ポポポさん。


初めての出演でした。


でも、前から繋がりそうなご縁ではあった劇団さん。


数年前に、その頃は劇団員ではなかったけど今、ポポポの劇団員の菅野ちゃん(下の写真のどこかに僕も菅野ちゃんもいます笑)と共演して、


一年後、劇団員の栞里ちゃんと共演。





そしてその数ヶ月後、主宰のさいけさんと共演。






全てガラ劇。ガラさん、ありがとう(笑)


さいけさんとは、同じ関西出身なこと、芝居の好みの方向性が似てること、阪神ファンなこと(笑)、弱点が頭頂部なこと(涙)と共通点が多く初対面の時からなんだかシンパシーを感じる間柄(と僕は思っている)。


しかも初共演の「李氏アドン三世」では王家の三兄弟の長男ノドン(朴)と三男アドン(さいけ)の関係。権力欲の権化と貸したアドンによってノドンは地位と命を奪われる。そんな関係(笑)


その後、さいけさんにネコ脱出の「コメディーNO.1」「おちゃのこさいさい」にも出演してもらった。





その間、実は何度かポポポさんにお誘いいただいていたが、なかなかタイミングが合わず今回初めての出演となった。


奇しくもポポポさんが「会話劇」にシフトチェンジするタイミングとなったこの公演で。


従来のポポポさんは身体表現があったり、影絵を駆使したりのエンターテイメント性もあったりする劇団さん。体の効かない、運動神経の悪い僕としては今回で偶然よかったのかもしれない。ただ「会話劇」は以前からやってみたかったものの、精通していないのでどこまで何をやれたかはわからない。ま、自分なりの芝居にはなったのだが、それがよかったのか悪かったのかといったところで。


「とぐろ、或いは揺らぐ」は考え方によっては、まだ上演するのが早いかもしれない題材だった。コロナ禍のとある劇団のお話。その中で揺らぐ劇団員達のお話。2021年8月前後のデルタ株のお話。


まだコロナ禍は終わっていないので、「早い」のかもしれなかった。でもやってみて思ったのは、たぶん「今で正解」ということでした。


「早いんじゃない?」「ああ、自分も心当たりが」「へえ、そんなこともあったのか」を皆さまにリアルに感じてもらえる時期かなと。


ご本人だったりご家族だったりコロナで苦しんでる方のいらっしゃる中、日常から離れられる演劇空間でまでコロナを味わわなくてもいいというのも確かな意見ですが。


さいけさんと僕には先ほど書いた幾つかにプラスして、もうひとつ共通点がある。


デルタ株によって死にかけた人間だということ。


例えるなら、僕自身は、三途の川行きのバス亭(そんなバスは無い)の前でバスを待っていたが、乗らずに済んだ口。


さいけさんは、そのバスに乗ってしまった。


乗ってしまったけど、三途の川のバス亭で下車して帰ってこれた奇跡の人。


程度は大きく違う。


でもお互いどれだけ怖いことだったのかは身をもってわかっている。


そして、その間、さいけさんにも僕にも待っててくれてたそれぞれの劇団メンバーがいた。


劇中では僕は待っている側の劇団員だった。こんな気持ちだったのかなあと、色々なことを思い返し、改めて僕を待ってくれた面々にも感謝した。


さいけさんがコロナと劇団のことを書いて、さいけさんを待ってたポポポの方々と自分も出させてもらって、僕を待っててくれたネコ脱出の面々が観に来てくれた。


そして小さな劇場での席数制限下とは言え満席のお客様。


当たり前のように一本公演を打てたが、去年の夏の自分とさいけさんを思えば信じられない出来事。


生きてりゃこそですな。


感謝。


長くなってきたので、二回に分けます(笑)