Good Evening☆
何年か前に木村秋則さんの本を読みました。
染みる内容だったのでついこの間
奇跡のリンゴの映画も観ました(TvT)
日本で初めて無農薬のリンゴの栽培に成功した人です。
写真を見る限り、笑顔がとても似合う人。
その笑顔の裏には長年に渡るとてつもない苦難の日々を
経験しています。
この人は地獄を見ています。
無農薬のリンゴの栽培を始めて色々な事を試し
何年も何年もリンゴは実ってくれなかった。
リンゴ農家として生計を立てているので
数年後には一番離れた遠くのリンゴ畑に通うための車も
売り払い、片道何時間もかかる道を歩き続けた。
3人の娘たちは小学校で友達にもらった消しゴムを
3等分に切って使っていたり、周りの農家からは
仲間外れにされ
木村さんの顔から笑顔はなくなっていた。
どうして成功するまでに10年かかったのか??
どうして途中で諦めなかったのか?
農薬で汚染された土地が浄化するには10年かかるのです。
それまで農薬に頼り、木たちが甘やかされ育ってきた為
害虫から身を守る力を備えていなかった。
人間と同じで
甘やかされて育った子より厳しい環境で育った子の方が
たくましく強くなります。
自然に生えているリンゴの木は農薬の木とは強さが違い
害虫に負けない。
リンゴに限らず、厳しい自然の中を生き抜いている
ワイルドブルーベリー等は何百年という時を過ごし
遺伝子レベルで成長していて
これこそが本当の果物の栄養価を引き出す秘密。
自然に自分の力で生きられるよう導く。
木村さんはそれに気づき理解したんですね。
彼の奥さんは農薬にとても弱く、ひどい時は半月も寝込んだりしていました。
おそらく、それが無農薬を諦めなかった最大の理由でしょう。
そして、人に害を及ぼす農薬が食べ物にも良いはずがないと。
農薬汚染された土地が蘇るのには10年かかる。
やろうとして簡単に出来るものではない。
けれど、ここに一つの答えがあり
これこそが正しい未来への明かりではないだろうか。














