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「高台家の人々」の主人公はおっとりしていて特にとりえのない、ごく平凡なアラサーOLの木絵。
しかし実は頭の中では常にバカバカしい妄想がフル回転しているのです。
高台光正はオフィスの王子様的存在。
光正がイギリス貴族の娘である祖母から受け継いだのは碧い瞳となんとテレパス能力、人の考えていることが分かってしまうのです。
光正は木絵の妄想に魅かれてついには婚約、しかし障害も多くて・・というストーリーです。

「高台家の人々」は、光正の他にも弟と妹もテレパスであることから、祖母と孫三人が頭の中で会話ができてしまいます。
見た目は皆完璧な美形であるけれど、考え方や気持ちが優しくて、平凡な木絵に対しても優しさが感じられるのでほっとします。
見どころは何と言っても木絵のありえない妄想シーンです。
全てのキャラがギャク化されて、破天荒な行動を取ります。
それを全て光正や家族に全て見透かされていることも知らずにひたすら妄想をする木絵に笑えます。
光正と木絵だけではなく、弟の和正や妹の茂子、両親、祖母に至るまで、それぞれ個性的な伏線の恋愛事情があるのでその人となりが楽しめます。
テレパスではあるけれど、決してSF化されていない、現実的にありえるのではないかという範囲にとどめているところで、読者がスト―リ―に共感できるように設定されていると思います。



「高台家の人々」はありえないけれどありえそうなファンタジーコミックです。
まだ連載中で完結していませんが、光正と木絵は絶対に幸せになれる、そう分かっているので安心して続きを待つことができる作品です。