「メンヘラ」という言葉が日本で気軽に使われやすい背景には、いくつかの文化的・社会的な要因があると言われています。
① もともとはネットスラングだった
「メンヘラ」は
**「メンタルヘルス板(2ちゃんねる)」**から生まれた言葉です。
本来は「心の不調を抱えている人」という意味でしたが、
だんだんと
- 情緒が不安定
- 重い
- 依存的
- 面倒くさい
といったネガティブなニュアンスで使われるようになりました。
軽いノリのレッテル貼りとして定着してしまったんですね。
② 日本は「空気を乱さない文化」が強い
日本社会は
- 感情を抑える
- 周囲に迷惑をかけない
- 本音をあまり出さない
という価値観が強めです。
だから
- 泣きやすい
- 不安を口にする
- 依存や寂しさを出す
といった人がいると、
「理解しよう」より先に
「メンヘラ」というラベルで距離を取る、という反応が起きやすい。
③ 心の問題への理解がまだ浅い
欧米では「メンタルヘルス」は医療・福祉のテーマとして扱われることが多いですが、日本ではまだ
- 甘え
- 性格の問題
- かまってちゃん
のように扱われやすい面もあります。
そのため、深刻な問題も軽く茶化されやすい。
大事なこと
「メンヘラ」という言葉は、本来医学用語ではありません。
誰かを雑に分類するための言葉です。
続く