さて昨日はこちらの招待状が届きました、というお話で終わっています。
こちらの画像を大きくしてみていただいたほんわか「花」だより&わんこ の るりまつりさん はおわかりになったようですが、こちらの招待状はオックスフォード大学のMBA(Master of Business Administration=経営学修士)の卒業のセレモニーの招待状です。
昨日のるりまつりさん へのコメントのお返事で「卒業式ではないんですよ」と書きました。
といいますのは、招待状をよく見てみますと、
「End of Cource Ceremony」
と書かれています。
つまり、MBAコースの最後の式典とあります。
「それって卒業式とどう違うの?」
という声が聞こえてきそうです。
英国の800年もの伝統を誇る、47名のノーベル賞受賞者、25名のイギリス首相、6名のイギリス国王、50名以上のオリンピックメダリストなどを輩出しているオックスフォード大学の仕組みは一筋縄ではいきません。
卒業式と最後の式典とは違うのです!
「どこが違うのよ 」
だれがなんといおうと、大学がそう決めているからそうなんです!
‥‥という説明はあまり親切じゃありませんね。
丁寧な解説を売り(?)としているMiaとしてはそのままでは済ませませんのでどうぞご安心を‥‥。
まずオックスフォード大学を説明するときには、カレッジという概念を説明しなければなりません。
オックスフォード大学には39のカレッジというものがあります。
このカレッジというところで学生たちの家のようなものにあたります。学生たちは基本的にこのカレッジで寝食を共にすることになるんですね。
そしてそのカレッジには色んな学科(たとえば経営学・数学・科学・史学・美術史・地理・宗教学などなど)の学生さんたちがいらっしゃいますので、カレッジを通じていろんな分野の人と交流できるわけです。
そして今回行われた式典は、あくまでもMBA(経営学修士)というひとつの学科の終了を記念する式典ですので、大学の卒業式とは別物である、ということなんですね。
ですので、大学の卒業式ではないということをおわかりいただけましたでしょうか?
大学の卒業式というものはまた別に行われます。
この伝統と格式を誇るオックスフォード大学ですが、世界の大学の中でもかなり国際色豊かで、今回のMBAの学生さんの国籍はなんと49ヶ国にわたるということでした。
これはすごいことなんですね。
アメリカの大学のMBAに行きますと、アメリカ人で占められているところが多いようです。またアメリカで発表されるMBAランキングなどでは、アメリカ人が多いということを評価点にしているところもあります。
なんでこの国際色豊かで本当に優秀なオックスフォード大学のMBAの評価が低くなってしまうこともあります。
これって本当のランキングの意味とはちょっとちがうような‥‥。
こんなことってありがちですよね。^^
ですので大学選びのランキングにはご注意下さいね。
などと愚痴はさておき、いよいよ式典のはじまりです!
式典はオックスフォードの街中にあるシェルドニアン・シアターという、やはり伝統と格式を誇る場所で行われました。
遠くからかけつけてこられた親御さんたちも学生さんも式典前のリラックスしたひと時を過ごしていらっしゃいます。
皆さんうれしそうですね。
そりゃそうですよね。世界に名だたる大学を卒業できるのですから。
式場になったシェルドニアン・シアターの天井画やパイプオルガンが素晴らしく美しいです。
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