食べたものを書いていくページなので、時には飲み物のことも書いても良いでしょう。
私は歴史(日本史とヨーロッパ史の両方)が大好きなのですが、
最近知ったのが、ドイツでは昔からシャンパン(Sekt)に酒税が課せられていたということです。
面白いです。
Sekt税(Sektsteuer)、または発泡酒税(Schaumweinsteuer)、というようです。・
・・・・・どーでもいいことですが、私はSektsteuerのほうが、言葉の響きが好きです・・・
詳しくはWiki(ドイツ語)
にあります。
0,75リットルの瓶を買うと、1.02ユーロが税金としてさっぴかれる、ということ。やれやれ。
シャンパンを買うと、その代金に税金が含まれるが、そのお金で国内の運河など修理したり、当時ますます必要になってきた軍事費(海軍が中心)に充てるのに必要だから、と1902年にドイツ皇帝Kaiser Wilhelm2世 WIKI(日本語)
(この人は「黄禍論」(日露戦争に勝った日本人や中国人をおもいっきり蔑視した見識)を書いたりしているのでイヤなやつだとおもっていましたが、ドイツ国民に対しても”イヤなやつ”だったのですね。)によって設定されたわけですね。
よく暴動が起きなかったもんです。お酒好きな人には頭にくる税金だと思うから。
1933年の不景気な時代にはいったん撤回されたこの税金、1939年の第二次世界大戦(ドイツのポーランド侵攻がきっかけ)の勃発で特にU-bootの製造、配備などに充てるため再度導入されたとのこと。そして戦後になってもいまだに掛けられているままだそうです。
面白いのは、当時ドイツと合併していたオーストリアにもいまだにこの酒税が存在していますが、ただし「0ユーロ」なのだそうです。
”ほほほ、いまのところは必要ないのよ、でもいつでもまたこの「由緒正しい」税金を課せられるからそのままにしておきましょうね”
ということなのでしょうか。さすがオーストリア、こずるい、いやいや、とってもおしゃれなまるで貴婦人のような手を使っているなあと、思いました。ころっとだまされないようにしなくっちゃ。