実は、老衰という概念は急速に過去のものとなりつつあるとのことだ。


体全体が老い衰えていたとしても、その進捗段階途中時点で死ぬということについて、病状の流れを誘導せしめた直接的引き金を引いた医学的原因があるはずであり、医療が発達するにつれて、それらがわかるようになってきたからだという。

過去には老衰と診断されていたケースも、今では肺炎とか心不全等、死因となった病名がつけられるようになっている。

近い将来、老衰で亡くなる人はいなくなる可能性が大きく、すべての老衰死は、実は「老化を主因とする○○による死」であるからだ。


老衰といわれるものの正体が実際にはいろんな病気の集合、総称である以上、老衰で死ぬときに苦しいかそうでないかは、一概には言えないはずだ・・・