生活を豊かに醸造したい(life-brew) FP/料理/craft beer/音楽/美術/身の回りや季節のこと など-

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FP事務所ライフブリューです。
2019年まで「Mr.ソトコト」で綴ったブログをFP開業を機に再開します。
FP関連の比重を高めたい!と意気込んでますが、まぁあまり気負わず続けていければ。
以前の記事も残しておきますので、よろしければご覧下さい。



ほんの数年前まで、私は国立大学の学費はどこも同じだと思ってました。


入学金 282,000円

1年間の授業料  535,800円


それ以外の金額はあまり見た記憶もなかったのですが、何年か前に一橋大学の学費が値上げされることを聞き、一律ではないのを初めて知りました。


昨今、東京大学の来年度からの学費値上げが大きく取り上げられたことで、昔の記憶が掘り起こされました。

でも、一橋大学の時はさほど騒がれなかったと思うけど・・・


国立大学の入学金と授業料は文部科学省により「標準額」が決まっているんですね。それぞれ上記の通りでした。


この標準額は、入学金が2002年から、授業料は2005年から据え置かれたままです。

デフレ時代に据え置かれたのはわかりますが、20年そのままですからそろそろ値上げしても仕方無いのでは?と思ったりしました。でも、ほんの一部の大学を除き、全大学がこの金額です。


ただ、大学ごとにそれぞれ上限120%まで値上げしてよいことになっているので、東大は別に掟破りしたわけではないのですね。

上限の授業料は年間642,960円になります。

東大の新授業料も一橋大もこの金額でした。


ほかにも、すでに値上げ済みの国立大学がいくつかあります。

東京工業大学、東京芸術大学、千葉大学、東京医科歯科大学、東京農工大学など。

2019年からパラパラと値上げしており、ほとんどが上限額です。


今回、東大がこれほどニュースになったのは、「東大」という存在や在学生の強い反対運動がニュースで取り上げられたことがあるでしょうけど、私大側から国立大の学費大幅値上げを望む声が上がる🤨など、世間の注目を集める出来事も重なりました。


私には、大学が十分で良質な環境を維持するのに授業料がどれほど足りないのか、それは国の予算が不足しているからなのか、あるいは配分に偏りがあるのか…よく分かりません。

ただ、物価上昇に賃金がまだまだ追い付かない時に値上げするのは、学生やその世帯には厳しいのではないかと思いました。


教育と福祉と災害に回せる国のお金、もっとありそうだけど🤔


国立大学は法人化したから、今さら学費ゼロにして、そのかわりメッチャ勉強させて卒業までサバイバルさせる…なんて存在にはもうなれないのかな。

貸与奨学金の利用額を増やすだけの対策はやめてほしいです。借金の沼から抜け出せなくなります。


ではまた。

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