ロナウジーニョ恨み一撃 チェルシーの息の根止めた 欧州サッカー チャンピオンズリーグ
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝T1回戦第2戦が行われ、FCバルセロナ(スペイン)がチェルシー(イングランド)との“因縁対決”を制した。後半33分、ブラジル代表MFロナウジーニョ(25)が3人抜きのスーパーゴールを決め先制。終了間際に追いつかれたが、2戦合計3―2で8強進出を決めた。ブレーメン(ドイツ)を2―1で下したユベントス(イタリア)、レンジャーズ(スコットランド)と1―1で引き分けたビジャレアル(スペイン)はともにアウエーゴールの差で勝ち抜け決定。準々決勝以降の組み合わせは10日に決まる。
世界最高峰の試合を決めたのはロナウジーニョの“魔法”だった。両チーム無得点で迎えた後半33分、ゴール正面約30メートルの位置でボールを受けるや一気に加速。ランパード、R・カルバーリョのプレッシャーを華麗なステップですり抜けると、12キロも体重で上回るテリーをはじき飛ばし、最後は右足インステップで豪快にゴールネットに突き刺した。
「アイデア、スピードともに素晴らしかった。あの堅い守りを1人でこじ開けるなんて、やはり彼は特別な選手だ」とライカールト監督も驚嘆したスーパーゴール。「魔法のゴールだ」(V・バルデス)、「彼を止められるDFがこの世に存在するか分からない」(ラーション)とチームメートの絶賛が続く中、敗れたテリーも「この僕でさえ止めることはできなかった」と脱帽した。
昨年の対戦では大きな失意を味わった。敵地での第2戦で勝ち越し点を決めながら、最後はゴール前の反則を見逃されて逆転負け。試合後は珍しく激高した。「敗退が決まった瞬間は今でも頭に残っている。今年は絶対そんなことになりたくない」と並々ならぬ決意で臨んだ雪辱戦だった。
この日は得点以外にも得意のヒールパスで数々のチャンスを演出。終了間際にPKで同点に追いつかれたが、8強入りを告げる笛が鳴り響くと、今季最多9万8000人を集めたカンプ・ノウは歓喜に酔いしれた。「素晴らしい試合だった。偉大な選手と監督のいるチームを倒すことは、いつだってうれしいよ」試合後は晴れやかな表情で激戦を振り返った。
「ファンのためにも準々決勝進出はとてもうれしい。次の試合を見据えながら準備し、練習を重ねていきたい」頼れるエースの活躍で“事実上の決勝戦”を制したバルサ。14年ぶり2度目の欧州制覇に大きく近づいた。
◆敗退もモウリーニョ節健在
敗戦にもモウリーニョ節は健在だった。第1戦で鋭いドリブル突破でDFデルオルノのファウルを誘い、退場に追い込んだバルサFWメッシを「彼はサッカー選手でありながら役者でもある」と批判。この日も「バルセロナは偉大なチーム。今後の彼らの幸運を祈りたい」と珍しく勝者をたたえたかと思ったら、「彼らとは2シーズンで4回戦ったが、11人対11人のときは負けていない(1―2で敗れた昨年の第1戦はFWドログバが退場)。これは事実だ」と優勝候補に挙げられながら2年連続で敗退した悔しさをにじませた。
逆転には3点以上奪っての1点差勝ちが条件となるため、前線にFW4人を並べる攻撃的布陣で臨んだ。しかしバルセロナの組織的守備に手を焼き、後半ロスタイムに得たPKで同点に追いつくのがやっと。それでも不敵なポルトガル人指揮官は「彼らが優れている部分もあれば、我々が上回る部分もある」と最後まで負けを認めなかった。
世界最高峰の試合を決めたのはロナウジーニョの“魔法”だった。両チーム無得点で迎えた後半33分、ゴール正面約30メートルの位置でボールを受けるや一気に加速。ランパード、R・カルバーリョのプレッシャーを華麗なステップですり抜けると、12キロも体重で上回るテリーをはじき飛ばし、最後は右足インステップで豪快にゴールネットに突き刺した。
「アイデア、スピードともに素晴らしかった。あの堅い守りを1人でこじ開けるなんて、やはり彼は特別な選手だ」とライカールト監督も驚嘆したスーパーゴール。「魔法のゴールだ」(V・バルデス)、「彼を止められるDFがこの世に存在するか分からない」(ラーション)とチームメートの絶賛が続く中、敗れたテリーも「この僕でさえ止めることはできなかった」と脱帽した。
昨年の対戦では大きな失意を味わった。敵地での第2戦で勝ち越し点を決めながら、最後はゴール前の反則を見逃されて逆転負け。試合後は珍しく激高した。「敗退が決まった瞬間は今でも頭に残っている。今年は絶対そんなことになりたくない」と並々ならぬ決意で臨んだ雪辱戦だった。
この日は得点以外にも得意のヒールパスで数々のチャンスを演出。終了間際にPKで同点に追いつかれたが、8強入りを告げる笛が鳴り響くと、今季最多9万8000人を集めたカンプ・ノウは歓喜に酔いしれた。「素晴らしい試合だった。偉大な選手と監督のいるチームを倒すことは、いつだってうれしいよ」試合後は晴れやかな表情で激戦を振り返った。
「ファンのためにも準々決勝進出はとてもうれしい。次の試合を見据えながら準備し、練習を重ねていきたい」頼れるエースの活躍で“事実上の決勝戦”を制したバルサ。14年ぶり2度目の欧州制覇に大きく近づいた。
◆敗退もモウリーニョ節健在
敗戦にもモウリーニョ節は健在だった。第1戦で鋭いドリブル突破でDFデルオルノのファウルを誘い、退場に追い込んだバルサFWメッシを「彼はサッカー選手でありながら役者でもある」と批判。この日も「バルセロナは偉大なチーム。今後の彼らの幸運を祈りたい」と珍しく勝者をたたえたかと思ったら、「彼らとは2シーズンで4回戦ったが、11人対11人のときは負けていない(1―2で敗れた昨年の第1戦はFWドログバが退場)。これは事実だ」と優勝候補に挙げられながら2年連続で敗退した悔しさをにじませた。
逆転には3点以上奪っての1点差勝ちが条件となるため、前線にFW4人を並べる攻撃的布陣で臨んだ。しかしバルセロナの組織的守備に手を焼き、後半ロスタイムに得たPKで同点に追いつくのがやっと。それでも不敵なポルトガル人指揮官は「彼らが優れている部分もあれば、我々が上回る部分もある」と最後まで負けを認めなかった。