人によって,「正義とは何か」が異なると思う。

むしろ異なるべきなのだろう。


憲法31条及び刑事訴訟法は手続的正義を定めているが,

いろいろな正義を見比べて,

正義とは一つに決めることができないから,

少なくとも手続きを守ることで,いろいろな判断を噛ませ,

正義を実現させようとしている面があるような気がする。


しかし,「正義」は多数決で決めてはならない。

たとえば,ある国会議員が地元のために様々な違法行為を働いて税金を回したとしても,それが「正義」ではない。

一方で,地元の人たちは税金を運んできてくれる国会議員はまるで神のように崇め,選挙があればその人に投票する。

これは民主主義の限界を示しているが「正義」ではない。


つまり,民主主義が「正義」であるわけではない。

民主主義は最低限のセーフティネット,危機管理上の施策に過ぎないのであって,

それ自身に価値があるわけではない。


マスメディアも似ている部分があるような気がする。

かつての新聞記者のように,メディアは「権力が大好き」だ。

もう少し言えば,「権力に介入するように見せかけることが好き」なのかもしれない。


情報は,誰かが流さなければ,記者には伝わらない。

記者は,情報源の人にある意味操られている。

決して何かを創造しているわけではない。

ただ,民衆を動かすことができる。


ある人が「日本は四権分立だ」と言った。

全ての権力を切り裂くことができるのはメディアであると。

それが皮肉であったかどうかは,今の私には判断できないが,

現状をうまく表現しているような気がする。

政治家は票集めのためにテレビ露出を増やし,

メディアもうまく利用されるようになってきた。


話が脱線しているが,もう少し脱線すれば,

民主主義って,不可避的に「衆愚政治」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E6%84%9A%E6%94%BF%E6%B2%BB )を呼ぶ。

日本がかつて起こした戦争のように決定的に誤った判断は無くなる代わりに,

迅速かつ適切な判断が困難になっている。

これは,民主主義を定める日本国憲法を日本が保有したときに日本人が選んだ道だから,このまま行くしかない。


ここまで,アンチ民主主義のような論調で述べてきたが,

民主主義にはクーデタといった劇的な変化を抑止する効果もある。

最近,アラブ諸国の独裁国家が次々に執政困難な状況に陥っている。

しかし,「独裁」=「悪」であるわけではないと思う。

1603年から260年続いた徳川幕府もほぼ独裁だし。


1867年に大政奉還だったか。

そこから260年とすると2127年。

どんな日本でしょうな。


まあ,「正義」なんて,一言で言えるわけではないし,

俺の人生のテーマにしていきたいと思う。

ただ,ワンピースの海軍が「正義」を背中に背負っているのは,

非常に考えさせられる。

主人公ルフィは海賊で,海軍とはまさに敵同士であるのに,

作者はあえて海軍に「正義」を背負わせている。

そして,最近また復活してきている脇役のコビーやルフィの祖父でありながら海軍に属するガープは,作者から「正義」を体現しているような役を与えられているのではなかろうか。

(個人的にはセンゴク元帥のファンですが。)


そして,今シーズンのドラマの「悪党」。

これは非常に考えさせられる。

主人公はファーストネームが「正義」。

まさに正義論について,ひとつの見方を提案するドラマであったと思う。

投資の対象として,

「不動産」は結構安定している気がする。


バブルは間接金融で,余剰資金が過剰に不動産に注入されたことに起因しているけど,

しっかりした査定をすれば不動産ほど安定した投資対象はないと思う。


まさに,不動産の投資対象としての地位は不動である。