カルチャーが違うと。 | メルボルンからの独り言

メルボルンからの独り言

2010年から、メルボルン暮らし。
学生、ワーホリ、結婚、出産。
今さらですが、ひっそりこっそりブログ再挑戦。
(今度は続くのか!?)

昨日は、久しぶりにKちゃんが遊びに来てくれたーおうち わーい。



Kちゃんは、2カ月ほど前に、チリ出身の彼と結婚したんだけども、

この2人のエピソードがかなりツボった笑



2人は去年~今年にかけての年末年始の2カ月間、彼の故郷であるチリに行ってたんだけど、

彼がこの計画をKちゃんに、



”Kちゃんに素敵なお話がありまーす!!!僕たちは2カ月チリに行きまーすきゃーキャーキャー!!”

(彼は日本語ペラペラです)



と、そりゃもうパンパカパーン、な、やったねやったねムード満載で言ってくれた時、


え?2カ月?え。。?あ。。そうなんだ”



と仕事のことが頭をよぎったKちゃんの冷静と困惑な返答に、



”ちょっと何その反応ー!!!喜んでくれると思ったのに!!!もーいつもそうー!!”


と、ふてくされてしまったそう。

Kちゃんは、いやだって仕事があるしね、2カ月もどうなんだろう、と思ったから、ってことを彼に伝えると、



”そんなのどうにかなるよ”


出たよ、このポジティブ!ウエスタン的思考!!!


と思ったそう(笑)



確かに確かに、ここが仕事第一な日本人とウエスタンとの違いですよね。

きっと2カ月のホリデー!なんて聞いたら、

ウエスタン”きゃーーーキャハハ☆!!!!ホリデーーーキャハハ☆!!!バケーションっハート赤!!!”ばんざぁーい!!

日本人”2カ月もがーん!?仕事大丈夫かな・・・”

になっちゃうんだよねー。


結果、Kちゃんはお休みが取れたので、ホリデーに行くことができたのですが、

休みがギリギリまで可能か分からなかったので、彼と同じ便を後で予約したら、

まさかのKちゃんだけ便変更(笑)シドニーで彼はチリへ、KちゃんはNZ周りで行くことになったそう(笑)




そして、もう1つ結婚式エピソード和装


2人は日本で和式スタイルの人前式を挙げたんだけど、それぞれに家族や友達に宛ててのスピーチがあったのね。

前日に練習しながら、すでに涙ぐんで緊張するKちゃんはよそに、

”僕はぜーんぜん緊張しないね!むしろスピーチしたい!”とお気楽にしていた彼。


彼には、ウエスタン風の、なごやかなワイワイした雰囲気のパーティを想像していたのでしょう。



彼を待ち受けていたもの。。。



それは、




”新郎新婦が入場します。拍手はせず、温かいまなざしでお二人をお迎えください”




ふすまを開けた瞬間、30人余りの出席者の無言のまなざし”(爆)



そして、和風の凛と、ピリッとしたおごそかな雰囲気。



一気に緊張がMAXになり、普段は流ちょうな日本語が、おもいっきり外人発音になってしまった彼(笑)



そして、一時退場したあとに、Kちゃんに、



”あれは、な・ん・な・ん・だーーがーん!!”



と(笑)




この話を聞きながら、Kちゃんと涙が出るほど爆笑しました。





いやぁ、カルチャーの違いって面白いですネ~。