おばあちゃんが天に召されたあと

お片付けして 気がついた

『 おばあちゃんの時代に こんな着物って売ってた? 』

 

着物を解いて 雑貨に仕立てようとしたとき

反物の幅がオカシイって気がついて

和裁師やってたマダムに聞いてみたら

戦後は洋服生地を使って

自分で着物を仕立てたひとも多かったって

 

おばあちゃん、ミシンで着物仕立ててた

10枚近くはミシン仕立て((´∀`))

 

おばあちゃんが縫ってたって

最近になって 親戚のおばちゃんが話してくれた

 

反物屋さんが 定期的に おうちに来てたので

全部 着物生地でないことに

ものすっごくビックリしたもんだった

 

そんなおばあちゃんの子供の母は

とってもカラダの弱い生まれで

我々姉弟を産んでからも

数回ほど心臓止めてみたようなひと

 

お出掛けするのも大変なので

お買い物なんかで時間を掛けられない

たまに 都会に出ると 数日は寝込むようなね

 

そんなだから 欲しい服を探す体力もないので

どうしても着たいっておもうと ヘタクソでも作るわけ

スタイルブックとかみても 型紙作れないから

市販のを買って テキトーアレンジして作ってた

 

そんな自分自身は

昔は テキトーなのを買って着てれば満足してた

 

けど 二人の血は濃いかったらしく

どんどん気に入るのが少なくなって

なら やっぱ作るかってなって

 

そんで 作りだしたら 気になること多くなって

出掛けた先で 教えてもらうチャンスがあったら

聞いてみて トライしてきた

 

最近は ニット生地で服を作ってるけど

それも そこで出会ったみなさんにアドバイスもらって

 

仕立てた服着て ウロウロしてたら

声かけてくれたひとが イロイロ教えてくれて

失敗したとこのコツを聞けて またトライして

 

世の中 まだまだ素敵な出会いがあるものである

職場ではアレだけどな(*`艸´)