Q 唇が荒れたり、くすんで見えるのはなぜ?
A 唇は、肌とは性質が大きく異なるため、
唇特有の“悩み”が生じてしまいます。

構造上の違いとしては、まず角層の薄さが
挙げられます。

肌の角層は十数層あるのに対し、唇は数層。

そのため水分蒸散量が多く、加えて汗腺や皮脂腺
がなく天然の保湿成分が非常に少ないことから
バリア機能が弱くなり乾燥しやすい構造と
なっています。

さらに、食べる、飲む、唇をなめるといった物理的
刺激も加わり、唇はより荒れやすい環境にあると
いえます。

その一方で、肌に比べてターンオーバーが
短いので荒れても回復が早く、リップクリーム
などできちんと保湿ケアをすれば治りが早いの
も特徴です。

また、唇の悩みに関しては、乾燥や荒れだけで
なく、年齢が上がるにつれて、くすみやシワなど
若い頃とは異なる悩みも出てきます。

本来、唇が赤く見えるのは、角層が薄いため、
毛細血管を流れる血液の色が唇表面に透けて
見えるからです。

しかし、加齢とともに唇の血流量は少なくなり、
唇内部の毛細血管の流れも変わってしまうこと
がカネボウ化粧品の研究により分かりました。

20代に多く見られる毛細血管は、唇に対し
平行に流れる部分が長いため、唇表面に見える
血管の面積が広く、血液の赤みが透けて赤く
見えます。

ところが、40代以降に多く見られる毛細血管
は平行に流れる部分が短いため、血液の赤みが
点でしか見えず、唇表面も赤みのないくすんだ
状態に見えるのです。

毛細血管の構造を変えることは難しいのですが、
血流を良くすることで、点で見えている部分を
鮮やかにし、唇全体の赤みを高めることはでき
ます。

カネボウ化粧品では血行を促す成分の発見にも
成功しています。

日頃、リップクリームや口紅で唇を保湿し、荒れ
やくすみの気にならない美しい唇を保つことを
心掛けましょう。
(カネボウ化粧品 価値創成研究所)