久々にDACのオーディオ製作を行いました。
写真は梅雨入りの大山(記事と関係ないですが)
2019年はアナログのLP再生に
カートリッジの自作など
アナログに力点を置いていましたが
2020年の今、そこそこいい音になってきたのですが
音源を集めるのも大変ですし
CDの音源もそれなりにもってることもあり
アナログを超えるCD再生もいいかなと思い
以前製作したPCM1795x4DACを超える
音を目指してみました。
ちなみにCDには基本的にサンプリング周波数が
44.1KHzという限界があり再生時には必ず発生する
折り返しノイズ(エイリアスノイズ)があります。
例えば20kHzの音を再生すると44.1-20=24.1kHzの雑音が発生します。
この雑音を阻止するには20KHz以上を制限する極めて急峻なローパスフィルターが必要になりますが、現在ではDACに色々なデジタルローパスフィルターが搭載されており、それらをうまく選ぶことでアナログの音に近づけるかもしれないという考えがでてきました。今回のDACはESS社の最高峰 9038proの8ch出力をLR各4CH束ねた回路を利用します。
インパルス応答というパルスの再生によって再現性を計る手法がありますが、アナログ再生ではレコードの傷がこのインパルスに相当していると思います。左側の図はレコードの傷を自作MCカートリッジで再生した時の模様です。右はDACのフィルター。同じように見えますよね。
20KHz内であればLPと同じインパルス応答が得られるということが感じられます。このDACはこれ以外にもインパルス応答が変えられます。選べるなかではこのSlow Roll-off minimumPhaseだと思います。
ちなみに今回、利用したDACはESS9038Proを搭載できる
お気楽オーディオさんの領付基板を使ってみました。
この基板にUSBインターフェースとIV変換回路を作って接続するシンプルな構成です。
電源はトロイダルトランスを利用して、整流ブリッジに8900μFの電解コンデンサーを通してDC12V供給しています。
実際のDACの音を決めるため
差動増幅回路の部分での音質比較を行います。
8種類のシングルOPアンプを用意しました。
好みの音質になる
OPアンプを以下の表のような音楽再生により選びました。
細かい表になりましたが、OPアンプによりみな表情が大きく異なるのは面白いです。
国産のMUSE03はクラシックでは非常に気持ちの良い再生ができています。
従来最高峰としていたOPA627が今回の比較では5位と後退しましたが、それほどDACとの相性があると思います。この後継のOPA827は627を超える位置につけました。
THS4631は期待していなかったのですが、すべてのジャンルで好ましい音質で、自分が他の人に勧めるならこれでしょう。
しかし、いざアナログのJazz再生に近い音としてはっとする音がでたのはすでに廃品種で入手不可能なLM6361のSOPタイプです。以前もOPアンプ比較の際に一番だったのですが今回より鮮明にJazzに向いていることが確認できました。
このような過程を経て、現在気持ちの良いJazzCDの再生を行っております。
おしまい。
























