それでも私はヴィルリーフを応援する | まえだのプログレッシブドイツ生活

それでも私はヴィルリーフを応援する

今日はドイツ生活と関係ないですが、Yahoo!ニュースの記事について一言。


「モルディブの結婚式 立会人が現地語で・・・」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000033-sph-soci


この記事を見て、正直、「あ、どこの国にもあるよなこういうの」と思った。特に外国人向けリゾートで働く途上国の人にとっては、自分の給料では出来ない贅沢を、現地語もわからない外国人が来て、わがまま放題で(客から見れば高い金を払っているから当たり前だが)していくのは、人によっては相当屈辱的だろうと思う。外国人向けサービス業で命をつないでいるモルディヴの現状を見ると、「そこで働かなければいい」とも、私は言いにくい。


昔、ヘンリー・フォードの自伝か何かを読んだことを思い出す。流れ作業による車の大量生産技術を最初に取り入れた人で、これによる価格低下で「T型フォード」は一気に社会に広まったとされる。しかし、「T型フォード」を生産している労働者の賃金は安く、自ら作っている車を買えなかった。そこでフォードは、賃金により労働者を厚遇し、T型フォードを購入できるようにしたそうだ(他にも8時間労働制などを取り入れて、労働の質を高めるとともに、熟練労働者の他社流出を防いだとも)。


そういう意味で、「社員割引」って、とても良いと思う。営業の人だって、自分が使ってみて良いと思うものは、他人にも勧めやすいだろう。


ところで、本題はこれではなく、問題の結婚式が執り行われた「ヴィルリーフ」

ここ、ワタクシ、新婚旅行で行きました(爆笑)!!


私はここで結婚式を挙げたわけでもなく、サービスはすべて英語で受けた。さらに、スタッフの人とは現地の生産・生活事情など、どちらかというとリゾートに不向きな会話を繰り広げ、モルディヴの社会問題について勉強させてもらった(スタッフにはスリランカ等の外国からの出稼ぎも多かったが)。


確かにこのホテルは、他の一流リゾートより若干割安だった(首都から遠いからだと思うが、賃金安いのかも(笑))。また、日本人客はほとんどおらず、主に西ヨーロッパ(ドイツ、イタリア等)からの客が多いと、ホテルスタッフの方から聞いた。


しかしハッキリ言っておく。ヴィルリーフのサービスには満足した。おそらく他の一流ホテルのほうが至れり尽くせりだろうと思うが、適度に放置気味なのが私は気に入った。ヨーロッパの人が長めに滞在するのに合わせているのだろう。結婚式でこういう行為を行った許されないスタッフもいたのかもしれないが、これを投稿した勇気あるスタッフもいたわけである。首都から遠いぶん、国内移動に時間がかかるが、水上飛行機での移動であり、景色が素晴らしい。かえって雰囲気が出るので、良い。


ヴィルリーフにはしっかり改善努力を行ってもらって、立て直してもらいたい。新婚旅行で行ったところが潰れたら悲しいから(笑)。一定期間、料金安くしてくれないかな、行くから!