【旅行】「サービス」と「お酒」(デュッセルドルフ2) | まえだのプログレッシブドイツ生活

【旅行】「サービス」と「お酒」(デュッセルドルフ2)

<8月7日(土)>


留学でボンに来ている日本人の友人Kくんとともに、2回目のデュッセルドルフに出かけた。

午前中は別行動をし、僕は中古の車に試乗するために中古車ディーラーへ。デュッセルドルフには日本人相手に日本語で購入から諸々の手続、車検、修理、売却に至るまで世話してくれる、日本人のディーラーさんがいる。どう考えても割高ではあるが、ドイツ語が出来ないので致し方ない。英語ならいいんだが、うちの職場も皆、日本人から買っていたので、あまりツテもなく。


左ハンドル車は2回目(1回目はサイパンでレンタカー借りたとき)で、おおよそ6年ぶりぐらいだったが、前と同じで、ワイパーとウィンカー(左ハンドルは逆側)を間違え、曲がるたびにワイパーを動かすという失敗を繰り返した。同期のK藤を思い出した。それはともかく、価格の高さが気になったものの、一つ目星をつけて来られたので、良かった。後は若干値切ってみるか、といったところ。


お昼は、デュッセルドルフに駐在中の、ヨメのお父様の会社のFさんとご一緒させていただいた(日本の定食!)。お話を伺いながら、ドイツの激動期から今の、数度の滞在での経験に感動した。そしてとっても良い方でした。


食事の後、「ハイネマン」というシャンパントリュフで日本でも著名な(僕は疎いので聞いたことないけど)、お菓子屋さんのカフェに入った。チョコレートもおいしかったが、しかし驚いたのは、会話の中で、全然関係なく連れていった友人が、この方の高校の後輩だと判明したこと。ものすごい奇遇。ちょっとご迷惑かなと思っていたが、連れてきて良かった(笑)。



まえだのブログ-ハイネマン


ケーにヒスアレーという大通りでFさんとお別れしたあと、ウィンドーショッピングをしつつ、Kくんが寄りたいというシティバンクを探した。しかし見つからない・・・Googleで「シティバンク デュッセルドルフ」を検索すると、なぜかタルゴバンクという銀行ばかり出てくる。更に調べると、2010年2月付のデュッセルドルフ在住者のブログで、「ある日シティバンクの支店に行ったらタルゴバンクという銀行に変わっていた」という記事を発見。ドイツのシティバンクがつぶれたのかどうか知らないが、ドイツ在住者も知らない、というのはどういうことだろう・・・「お知らせ」ぐらい送付しないのだろうか・・・。いずれにしてもこのタルゴバンクとやらがシティバンクと提携しているのか、お金は問題なく引き落とせたらしいが。


夕食前には、食料品(日本食)の購入に。そこで日本のビール(キリン、アサヒ等)を見つけたのだが、その安さにびっくり(下はアサヒビールの瓶、330ml, 1.40ユーロ)!!ドイツは瓶のほうが安いということもあるが、おそらくこの値段には瓶のデポジット料金も含まれている(ドイツでは瓶を返却するとデポジットが返ってくる仕組み)ため、実値段はさらに安い。


酒税か・・・



まえだのブログ-ビール

いろんな人に聞いてはいたけれど、ドイツでは「サービス」の考え方がまったく違うというのを実感している。店の店員は待てども来てくれない。「閉店法」?とやらがあり、日曜日はスーパーも含めて店はほぼ閉まっている(観光地、カフェ・バー、ガソリンスタンドに併設された店の3つだけは開いている・・・)。銀行や、有名なところではドイツ・テレコム(NTT的な会社)は、カスタマーサービスのリアクションが悪いらしい(僕はまだドイチェバンクしか体験してないが。そういえばまだ暗証番号届いてないな・・・)。国際色豊かなうちの職場では、それを不便だと言う人も少なくない。最初の日曜日は僕もどうしていいかわからなかった(笑)。


けれど、日曜日のドイツ人は、ライン川沿いを気持ちよさそうに散歩・ジョギングし、カフェで楽しそうに語らい、バーには人がワンサカ押し寄せて騒いでいる。そして酒は安い(笑)。そしてみんな幸せそうだ。僕もこないだケーニヒスヴィンターに行ったときは同じようにしたが、こんなに素晴らしい日曜日はない(笑)。


日曜日や深夜に店が開いているということは、そこで仕事をしている人がいるわけだが、日本人はサービスのために手間暇をまったく惜しまない。これはこれで素晴らしいことだと思う。職場の人間には、「日本はサービス天国だ。天国から地獄に来てさぞ大変だろう」とは言われる。ただし酒は高い(!)。


もう少し言えば、ドイツは国の法律で、こういう生活を明確に方向づけている。そして、確かに、これはこれで、国の運営が実に効率よくなされている気がする(例えば、はたして深夜のコンビニにはどれだけの人が来ているのか?)。平日でも、仕事は早く終えて、家で家族と一緒にご飯を食べる(日本は一方で外食天国だと思う)。客がパンを買うために並んでいても、閉店時間を過ぎると決してパンを売らない(5分かからんだろと思うんだが・・・)。


どちらが良い、ということでは決してないが、早々に物欲を満たした国が向かう、一つの方向ではないか。ドイツに来れたのは、本当に今後意味のある経験になると思える。



まえだのブログ-本日のおすすめ


デュッセルドルフでも晩御飯は、結局もう一回昼と同じ店に(笑)。刺身(北大西洋まぐろ)も焼き鳥も本当においしい。日本食が一番だ。ポテト・シュニッツェル・ザワークラウトもおいしいが、体が日本食に反応する。伊勢湾のアナゴが食べたい、というのは贅沢だが時々思う。