母乳は出るもの。

そう思い込んで、いざ迎えた出産当日。


想像の何倍も壮絶な分娩を終え、やっと生まれた!と思った直後、カンガルーケアからの授乳指導が始まりました。


私が選んだ産院は、母乳育児を推奨しており、出産直後から母子同室に力を入れていました。


最初から出るものだと思っていた母乳は全く出ず、泣きわめく新生児を抱き抱えながら、入院中ほとんどの時間を授乳に費やしました。


「初日から母乳が出る人はほとんどいないよ。だいたい皆退院日前後くらいからちょろっと出だして、1ヶ月〜3ヶ月くらいかけて完母に移行していくんだよ。」


そう言う助産師さんの言葉を信じて、ひたすら赤子におっぱいを吸わせました。


その甲斐あって、3日目につまむとにじむくらいの母乳が出だしました。


「ああ、よかった。これで母乳育児ができる。」


そう思い、泣きそうになったことを覚えています。


この時は、母乳でこんなに苦労することになるなんて、全く思ってなかったのです。


続きます。



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