こんにちは
『エイムエール graphic design』
デザイナー 清水ふみえです。
Eテレで放送中の子ども向け番組
この世界観を体験できる展覧会が
ずっと延期されていましたが
やっと愛知にやってきました
愛知の会場は豊田市美術館。
検温とアルコール消毒をして入場。
密を避けるため
日時指定事前予約制です。
中学生以下は無料なので
幼稚園児の娘は無料で入場できました。
休日の美術館なんて大抵混んでますが
入場者も滞在時間も制限されているからか
一つ一つの作品をゆっくりじっくり堪能する事ができました。
写真も動画も撮影OK
狂ったように撮りまくった中から
厳選してお届けしたいと思います。
こちらは
男女の抽象化。
簡潔にしていっても
誰が見ても男女分かる
色と形の技。
こちらのデザインは
何を表しているでしょうか？
私「清水」はそこそこ大きい四角。
全国の名字の多さを数字でなく
四角の大きさで表したデザインでした。
こちらの絵の秘密とは？
「何で」描かれているのか？
近づいて見ると正解が……
『目には「め」を、歯には「は」を』
のタイトル通り、
顔は「かお」の文字で、
頭は「あたま」の文字で、
全てひらがなで描かれていて圧倒されました。
見えている世界をことばに置き換えたデザインでした。
どうやって作ったんだろう？
実際にデザインする体験コーナーは
満席だったため諦める事に…。
「もん(紋)」を書いたり
番組でお馴染みの『デッサンあ』ができたり。
書いた絵は、この場でネットにあげてもらえるとか。
「もん」は帰って書けるように
プリントをいただきました。
ここまでは観察の部屋として
デザインを見ていきました。
続いて体感の部屋へ進みます。
360°スクリーンに囲まれた真っ暗な部屋で
音と映像に取り囲まれていると
自分もデザインの一部になったような
不思議な感覚が味わえます。
カッパ巻きの『解散！』
次は概念の部屋。
「じかん」がテーマの部屋があり
娘は気に入ったらしく
なかなか部屋を出ようとしませんでした。
何か思うことがあったらしい。
四季を時計の形でデザインしたらどうなるか。
その他にも
「1週間」や「カレンダー」などの
時の流れを時計で表し展示されていました。
「時間」とは出来事や変化を認識するための基礎的な概念である(wikipedia)
しかし何でも時計で表すと不都合な事もあり。
こうやって見ると
人間は「時間」を
それぞれふさわしい形で見ようと
いろんな形を作り出してきたんですね。
こちらは
『「あ」になろう！』という事で
娘はこういうのが嫌いなので
やりたがりの私が
「あ」になります。
撮影：娘
…「あ」になりきれなかった。
まぁそれもまたデザイン。
荷物置いとけばよかった。
という事で
まだまだ展示は続きますが
本日はここまで。
美術館の最後のお楽しみといえば
ミュージアムショップ
金太郎アメみたいな
「あ」消しゴムと、
「あ」を買いました。
夫も娘も
「ナニコレ？
ナニに使うの？」
なんて言う。
「ナニに使うの？」じゃないよ。
ただ眺めるんだよ。
娘の手に乗る大きさの「あ」。
アクリルで出来た「あ」。
床に落ちてる「あ」。
「あ」が落ちてるのを見たことがありますか？
とってもシュールなアイテム「あ」。
『デザインあ』グッズの中で
私イチオシです
現実をしばし忘れて
面白いデザインの世界を堪能できる展覧会です。
愛知県の方は足を運んでみては？
と思います。
会期は3/14(日)まで！
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