「私がいっぱいいて、
 好き勝手に動き回るし
 好き勝手に喋るし
 それのせいで上手くいかないこととかあったから。

 だから助けを求めたんだけどね。

 気付いたらみんないなくなって
 私が私ひとりになってた。

 そしたら、
 何も感じられなくなっちゃった。

 ひとりになっちゃったんだよ。私。」



さみしいね。
ひとりはかわいそうだよね。



「うん。だからやめた。」



と言って、笑った。







今朝、起きてカーテンを開けたら
雨が降っていて、
これは、駄目だ。と。思った。


昨日、やっぱり眠るのを失敗して
暗闇の中で寝返りを何度も打って。


一昨日もそうだったから
昨日は少し工夫したつもりだったのに。


自分で思うより
傾いているのかもしれなくて。


無意識に、息をとめていることに
気付いては大きく吐いて
またとまる。吐く。



そして寝返り。



今朝の雨は、
今日の私に似合い過ぎていて
昨日の メリ が
空全体で私を迎えに来たのかと思った。



きっと雲の上には ハリ があるのに
立ちはだかる メリ。


ちっぽけ。


だから、もういいや。って。


投げやりにも似た気持ちで
満員電車に乗り込んで
窓から空を睨みました。



流れていく景色を目で追いながら
進行方向のビル群に目を向けた
その時



違う世界に飛び込んだのかと思いました。



眩い光に照らされた街が
突如現れたのです。



「見てあそこ、陽ぃ照ってる」


後ろで誰かが呟き、
それは幻ではないのだと。




光が迎えに来てくれた。
私を。


雨から。
救いに。




そうとしか思えなくて。
そう思ったら。



涙が。出そうになって。


必死で堪えながら。



少し泣いて。




メリ を 受け入れてしまった。




ということに。気付きました。






雨から逃げたのか


光に飛び込んだのか


迎えにきたのは
誰だったんだろう。







どうやら。置く場所を間違ったみたい。


というか。これまでもいつも。


置き場に困って
ここなら大丈夫かもと思っても


少し風が吹いただけで
傾いて


また置き場を探して
持って同じ場所を歩き回ってる。



大丈夫。
みんな同じだよ。


多分。でも。


恥ずかしいから。



そうしたくなくても
ちゃんと飾ってあるふりをするんだ。きっと。






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