私を遠くに運んでくれる人。
ようやくあの運命の人を読了しました。
けれど、まだ完結はしていません。
情景がじんわりと染み渡るまで待って、
少し距離を置いてから、
必ずもう一度出逢いにゆきます。
浸透していく情景を感じながら、
聴きたい曲があります。
取り憑かれたように
寝食すら忘れ
文字を追うことだけに没頭し
1年間に100冊を超える物語に出逢ったあの頃。
ずっと部屋で流していた曲。
ある人のお気に入りの曲を集めたMDで
プレゼントされたものだったから
歌手もタイトルも知らないし
そのMDは捨ててしまいました。
英語。女の人。
それだけ。
昼下がりのカフェでそれ程多くはない
人々の流れを
穏やかに見つめているような。
あるいは
南の海のビーチに佇む木の陰で
太陽の光に反射して燦々と輝く
水のきらめきを
目を細めながら眺めているような。
旅を邪魔せず少しだけ色をさしてくれる
優しい歌声とリズム。
まるで物語は
その曲と折り重なることで初めて
完成を見たかのようで。
血を爪先まで届かせるための
ポンプのような役割を果たしてくれていました。少なくとも。私にとっては。
そして、
先日感じた既視感の正体はこれでした。
あの瞬間遠くから
でもはっきりと、
あの曲が聴こえたのです。
物語を完結させるためには
あの曲を聴かなければならない。
義務ではなく、
最初から決まっていたことのように。
だから、もう一度逢う時は
あの優しい歌声とともに。
読み終わるまで少し時間がかかってしまったおかげで、
その間に新しい本を8冊も買ってしまいました。
あぁ、でもまだ少しこのまま。
長い旅から帰ってきた後のような
余韻を味わうことにします。

https://twitter.com/eimonize
ようやくあの運命の人を読了しました。
けれど、まだ完結はしていません。
情景がじんわりと染み渡るまで待って、
少し距離を置いてから、
必ずもう一度出逢いにゆきます。
浸透していく情景を感じながら、
聴きたい曲があります。
取り憑かれたように
寝食すら忘れ
文字を追うことだけに没頭し
1年間に100冊を超える物語に出逢ったあの頃。
ずっと部屋で流していた曲。
ある人のお気に入りの曲を集めたMDで
プレゼントされたものだったから
歌手もタイトルも知らないし
そのMDは捨ててしまいました。
英語。女の人。
それだけ。
昼下がりのカフェでそれ程多くはない
人々の流れを
穏やかに見つめているような。
あるいは
南の海のビーチに佇む木の陰で
太陽の光に反射して燦々と輝く
水のきらめきを
目を細めながら眺めているような。
旅を邪魔せず少しだけ色をさしてくれる
優しい歌声とリズム。
まるで物語は
その曲と折り重なることで初めて
完成を見たかのようで。
血を爪先まで届かせるための
ポンプのような役割を果たしてくれていました。少なくとも。私にとっては。
そして、
先日感じた既視感の正体はこれでした。
あの瞬間遠くから
でもはっきりと、
あの曲が聴こえたのです。
物語を完結させるためには
あの曲を聴かなければならない。
義務ではなく、
最初から決まっていたことのように。
だから、もう一度逢う時は
あの優しい歌声とともに。
読み終わるまで少し時間がかかってしまったおかげで、
その間に新しい本を8冊も買ってしまいました。
あぁ、でもまだ少しこのまま。
長い旅から帰ってきた後のような
余韻を味わうことにします。

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