部屋の模様替えをしたい

 

そう思い立つと

 

開くサザビーズのカタログ。

 

30年くらい前のもの

 

ボロボロです。笑

 

 

 

 

部屋の模様替えには

 

前もって

 

家具の配置を練ることが

 

肝心です。

 

 

 

 

なにしろ

 

わたしの場合

 

ひとりで模様替えをすることが多く

 

 

 

 

 

例えば、

 

二人掛けのソファーを

 

隣の部屋に移動させるだけでも

 

ひとりだと、

 

なかなか大変で

 

かなりのド根性を要します。笑

 

 

 

 

なので、

 

インテリアの着地点を

 

きっちり定めて動かないと

 

後々、苦労する。。。

 

それ、わかっているのです。

 

 

 

 

 

 

基本、

 

好みのスタイルがありますから

 

それに沿って構築していきます。

 

 

 

 

 

好みのスタイルと言いましても、

 

これは私の場合、

 

悲しいかな

 

自発的に生まれるものではなく。。。

 

 

 

 

 

無の状態から何かを生み出す

 

天才的な能力は

 

わたしにはないから。。。

 

 

 

 

社会や人、

 

そして書物。。。

 

様々なものを観て感じた結果、

 

魅力的なセンスを持った

 

誰かのスタイルを取り込み、

 

そこへ自分のアイデアを盛り込む。

 

それくらいしかできません。

 

 

 

 

 

部屋づくりと向き合う時、

 

私が好きで参考にしているのは、

 

ジャクリーン・ケネディのセンス。

 

 

 

晩年、彼女が住んでいたNYのアパート

 

その部屋の風景です。

 

 

 

このように

 

彼女の部屋は何から何まで、

 

とにかく古い! 笑

 

 

 

 

 

しかも、

 

ファブリックは色焼けしている。

 

家具は傷々。。

 

 

 

 

でも、

 

どこを切り取っても

 

圧倒的な知性の感じられる

 

そんな部屋です。

 

 

 

 

 

 

配置されている小物や家具の

 

シンメトリーやアシンメトリー具合も

 

とにかく絶妙で。。。

 

 

 

 

 

日本やアジアの骨董と

 

欧米の骨董、

 

それぞれ時代背景が異なりつつ、

 

それでいて違和感なく

 

ミックスされている。

 

 

 

 

 

果たして彼女は

 

このような能力を

 

どうやって手に入れたのだろうかと。。。

 

 

 

 

わたしは20代の頃から、

 

まあまあ一生懸命、

 

書物や何やらで

 

ジャッキーのことを

 

探っていますが

 

いまだに解明できません。笑

 

 

 

 

 

とにかく、少しでも

 

ジャクリーン・ケネディのセンスに

 

近づきたいと思い

 

サザビーズのカタログにある

 

彼女の部屋の写真を

 

いつも、眺めています。

 

 

 

そして部屋の模様替えは

 

いっこうに進まないのであります。