たびのきろくvol.10-①(2022.4.30~2022.5.1) | ひだりうまのLefthorse-diary

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50の足音が徐々に聞こえ始めたジジィの日常

半年振りに鉄分と鉄印を求めて遠出しています。

今回はまず、阿佐海岸鉄道のD.M.V.(Dual Mode Vehicleの略)に乗りました。昨年末にデビューした、鉄道とバスの二刀流ができる乗り物で、是非乗ってみたいと思っていましたが、今回それが実現しました。


下の写真は「モード・インターチェンジ」と呼ばれ、鉄道とバスとのモード切替を行う場所です。

線路を走ってきたD.M.V.(下の写真は1号車・「未来への波乗り」号)がモード・インターチェンジの上に差し掛かると、鉄道モードとバスモードの切替を行います。
線路を走る時は下の写真のように鉄道用の車輪が出て来るので、それの出し入れをするのがモード・インターチェンジの役割です。
列車に比べて線路からの高さがないD.M.V.はお尻にレールの衝撃をモロに受けるものと思っていましたが、実際乗ってみると衝撃はほとんどなく、乗り心地は良かったです。
あまりスピード感はありませんでしたが、線路上を時速60㎞で走行していました。
3号車「阿佐海岸維新」号。(下の写真は海の駅東洋町停留所にて撮影)なかなかカッコいいですね。
宍喰駅にて鉄印を獲得しました。宍喰駅の営業時間は午前9時から午後5時までなので、注意が必要です。
海の駅東洋町停留所から路線バス(高知東部バス)に乗り換えて国道55線を海沿いに南下すると、室戸岬に行くことができます。朝方は厚い雲に覆われていた四国の南東部でしたが、この頃になると少し明るくなってきました。
室戸岬から再び路線バスに乗り、今度は土佐くろしお鉄道の安芸駅を目指します。実は、今日の行程ではこの区間がいちばんの不安材料でした。というのも道路が渋滞してバスが遅れたとしても時間が来れば鉄道は発車してしまうからです。
安芸駅が近くなるにつれて車の流れが少しずつ滞って来たようですが、どうにかバスは当初から乗車予定だった列車の発車時刻の少し前に安芸駅に到着してひと安心。(下の写真が土佐くろしお鉄道の車両です。後免駅にて撮影)
無事、安芸駅で土佐くろしお鉄道に乗車する前に獲得した鉄印。四国の鉄印は2つしかないので、コレでコンプリートです。
後免駅から琴平駅までは特急「南風18号」に乗車しました。車両はアンパンマンのラッピングが施された「アンパンマンカー」でした。デザインもさることながら、カーブでの高速走行を可能にする「振り子機能」も備えているこの列車、乗り心地も申し分ありません。
(下の写真は琴平駅にて撮影)
琴平に来たからには是非とも金刀比羅宮にお参りせねば!という気持ちで参道を登り始めましたが、コレが想像以上にキツく、休み休み石段を登ってやっとのことで本宮にたどり着きました。一晩寝て筋肉痛が出ないか心配です。
琴平から今日の宿泊地・高松まではJRではなく高松琴平電気鉄道(通称「ことでん」)を利用しました。
後で両方の運賃を調べたら、「ことでん」の方が安かったです。
今日乗車した「ことでん」は昔、京急の700形として走っていた車両です。セカンドキャリアとして地方の私鉄で走っている列車に出会うとやはり嬉しいものです。
高松築港駅に到着して、今日の行程は終了。
明日も鉄印集めに奔走しながら、しっかり鉄分補給をする予定です。